目次
1 知れるところを問ふ(知れるところを問ふ;ソクラテスの無知の知;四苦、諸行無常 ほか)
2 佛陀の教化(釈尊出家の動機;釈尊の叙事詩;釈尊自身の救い ほか)
3 今の世を問う(知情意の知の優位;デカルトの知性尊重;知性と科学の近代、個人主義 ほか)
著者等紹介
大谷暢順[オオタニチョウジュン]
昭和4年京都生まれ。東京大学文学部、ソルボンヌ高等学院卒業。パリー第七大学文学博士。名古屋外国語大学名誉教授。フランス国よりパルム・アカデミック勲章叙勲。現在、本願寺法主(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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epitaph3
1
2015年62冊目。旧字体や難しい漢字が使われていて読みにくさがほんのりある。蓮如の人となりというより、蓮如の遺した文などから、考えていく。その内容は、仏教を越え、西洋の話にまで発展して、広く広く考えていく。著者の力量には驚くが、僕には「何も信じないという人は、何も信じないということを信じているのであり、人は結局、信じるから幸福なのだ」という内容がスッと入れば、満足に至った。つまり、この本は、やや抽象的な感があって、難しかった。2015/02/07
poporo
0
知らぬことを知るを求めた近現代から再び知っている(が分かってはいないこと)を知るを求めることを改めて考えるべき時に来ているという話2022/02/05
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