目次
第1集 袋背負いの心
第2集 盞結(うきゆい)
第3集 少彦名(すくなさま)
第4集 受け日(うけひ)
第5集 勝佐備(かちさび)
第6集 天岩屋戸(あまのいわやと)
第7集 八俣遠呂智(やまたのおろち)
著者等紹介
阿部國治[アベクニハル]
明治30年群馬県生まれ。第一高等学校を経て東京帝国大学法学部を首席で卒業後、同大学院へ進学。同大学の副手に就任。その後、東京帝国大学文学部印度哲学科を首席で卒業する。私立川村女学園教頭、満蒙開拓指導員養成所の教学部長を経て、私立川村短期大学教授、川村高等学校副校長となる。昭和44年死去
栗山要[クリヤマカナメ]
大正14年兵庫県生まれ。昭和15年満蒙開拓青少年義勇軍に応募。各地の訓練所及び満蒙開拓指導員養成所を経て、20年召集令状を受け岡山連隊に入営。同年終戦で除隊。戦後は広島管区気象台産業気象研究所、兵庫県庁を経て、45年から日本講演会主筆。平成21年に退職。恩師・阿部國治の文献を編集し、『新釈古事記伝』(全7巻)を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ご〜ちゃん
2
購入してから読了まで2年以上かかった。ちゃんと読み始めてからは1週間で読了。突然終了してしまいましたが、もっとずっと読み続けたいと思った。1文、ときには1文の途中であるにもかかわらず、内容を咀嚼して味わったからこそ、とても長い文章になったのだと思う。次から次へと色々な概念が出てきてとまどったが、「袋背負いの心」だけでもすごく理解でき、実行しようと思う。またじっくり読んで、かみしめたい。2016/07/03
bandil
2
未完です。ヤマタノオロチを退治したところで編纂者のコメントが入り唐突に終わります。未完の表記はなかったので驚きました。内容は、筆者の独自解釈に多くの紙幅が割かれており、古事記を読んでいるというより古事記を通した筆者の私見を読んでいる風で、古事記そのものを楽しみたかった私は選定を誤ったと悔悟しました。但し、その筆者の私見は温かく広く、愛に満ちていて、昨今口にするのに憚られる「愛国心」に満ち溢れていました。そして、私も少なからずその薫陶を受け愛国心が生まれました。違う出口に出た感がありますがこれもまた一興かと2015/09/09
しばさん
1
神職の方に教えていただき読みました。色々な古事記の解釈があります。読み比べをすると面白いです。日本人の精神をよく語られていると思います。2015/06/25
ひでっち
0
難しい。今までいろいろな古事記を読んだけれども、こんなに深い意味があったとは考えもしなかった。また折を見て読み返したい。
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