内容説明
「僕はいつだってサラにだけ優しいよ。サラを愛して、サラを感じさせて、サラを泣かせて、サラを犯してあげる」十年ぶりに再会した幼馴染みのカイルに、婚約者のふりを頼まれたサラ。一時的な関係だったはずなのに、彼はサラを私邸に閉じ込め、毎日のように誘惑してくる。繰り返される甘い囁きと淫らな指先。悦楽を擦り込まれ、初めてまでも奪われて婚約を本当にしようとするカイルにサラは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
陸抗
19
侯爵家と庶民の身分差を気にして、一向にカイルに素直になれないサラ。あまりにうだうだしてるので、他に何か嫌がる理由があるのかと勘繰りたくなるくらいだった。互いに届かなかった手紙の一件も、最後にあっさり解決してスッキリしない。恋のライバル役の子爵が、届かないようにしてたとか想像してただけに拍子抜けしてしまった。2023/12/29
つっきー
6
★★★+ 幼少期に姉と弟のような関係を過ごした2人。引っ越しと共に疎遠になっていたが、大人になって再会。もうそのまま幸せになれよって思うのに、頑なにヒーローを弟扱いして拒むヒロイン。もういい加減信じて身を任せてあげなよ!と何度も言いたくなった。自分に自信がないのもあるんだろうけど、ちょっと引っ張りすぎな感じが否めなかった。そして、イラストが素敵過ぎる…。可愛い雰囲気もありつつ、大人の雰囲気もあり、素敵。麻生さんとアオイさんのコンビ多いなぁ。2020/05/19
眞墨
5
これは…おいらが年下萌じゃないってことかなあ…? 侯爵とラフィーは密かに思っていた通りになって(笑) そっちの馴れ初めが読みたかったり(笑)2013/12/14
よっしー
4
基本的に悪くないんだけど、二人の手紙のオチとか「はあ?」って感じで何だかな。王女さまとか侍女の話の方が読んでみたい。2014/07/15
さつき
4
ちょっとヒロインが流され過ぎ・鈍すぎな気もしましたが、嫉妬深いヒーローの溺愛っぷりを堪能することができるお話でした。2014/05/01