内容説明
「そなたを誰にも触れさせぬ。これはそのための印だ」自らを悪魔だと言う美貌の青年、シリウスと秘密の契約を結んでしまったイゼベル姫。神出鬼没の彼は時に誘惑し、時に淫らなお仕置きを彼女にしかけてくる。甘い囁きと巧みな指先に開いていく心と身体。どんな願いも叶えてくれる彼に傾倒する自分を止められない。けれど弟王子の危機に、いつになく冷たい顔を見せる彼に心乱され―!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さつき
4
よく練られた、素敵なお話でした。ヒロインもヒーローもとても魅力的で、夢中になって一気読み。ラストも予想外で、面白かったし、素敵でした。私的には、このヒロインはこれまで読んだ中でかなり上位にくる好感度なのでヒーローがここまで惹かれたのには納得しました。かなり久しぶりの、TL本棚「何度も読み返したいコーナー」への追加となりました。2015/05/17
sweet""
3
好きな本のある作家さんなので。あまり得意ではないファンタジーなストーリーもものともせずイッキ読み。評判通りヒロインが魅力的。気が強くて賢くて、でも隙だらけ。ヒーローに出会って色々経験しながら聡明に成長していく様子が微笑ましかった。反面ラブ面はヒーローに転がされるばかりでヒロインの気持ちだけが強い印象。決別宣言した後も、結局は相手の掌の上だったし…ヒーローの設定を貫き通した作家さんにはある意味感服したが、自分的にはモヤっとしたまま終わった感じ。残念。2016/09/06
マチ
1
まあ、こういう小説だから仕方ないのかもしれないけど、それにしてもヒロイン快楽に弱すぎ。初めてキスして契約した時から快楽の虜じゃん。まっすぐで好感持てるヒロインだったし、ヒーローも悪魔なのにまるで良い人みたいで良かったけど。2016/12/31
わかちゃん
1
鎖とか鏡とか、いいですね!2013/10/16
はづき
0
P2013/11/05