組織の器―なぜ「正しい」取り組みをしても人と組織は変わらないのか?

個数:
電子版価格
¥2,420
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

組織の器―なぜ「正しい」取り組みをしても人と組織は変わらないのか?

  • ウェブストアに148冊在庫がございます。(2026年05月05日 01時33分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 400p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784800594297
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C2034

出版社内容情報

●「わかり合えない」を越え、共に向き合い続ける組織論
なぜ、1on1や心理的安全性といった「正しい施策」を導入しても、現場は疲弊し、組織は変わらないのでしょうか? 本書は、その根本的な原因を「制度を受け止める側の『器』が育っていないこと」にあると説きます。合理的な管理や正しさの追求によって失われた「余白」と「つながり」を取り戻し、個人の変容から組織の変容へとつなげるための体系的なガイドブックです。

●本書の構成と主要なエッセンス
1. 「器」を定義し、成長のプロセスを可視化する
「器」とは単なる精神論ではありません。本書では、器を「現在の大きさ(Capacity)」と「変容可能性(Capability)」の両面から捉え、感情・態度・自我・認知という4象限モデルで構造的に解き明かします。 また、器が広がるプロセスを「ARCTサイクル(蓄積→認識→構想→変容)」として体系化。成長を阻む「防衛機制」の正体を明らかにしながら、個人と組織の器がどのように相互作用し、成長していくのかを解説します。
2. 実践的なアプローチ:スキル(Doing)からあり方(Being)へ
組織の器を磨くために必要なのは、表面的なスキルではなく、他者と向き合う「あり方」です。本書では、傾聴・問答・対峙・協働という「4つの作法」を提唱。職場のリアルなストーリーを交えながら、対人関係における深い繋がりの築き方を具体的に提示します。
3. 組織・人事システムへの応用とリデザイン
個人の器づくりを組織レベルへと発展させるため、人事思想や評価軸、コミュニケーション、共進化プロセスという4つの観点からシステムのリデザインを提案します。形だけに終わらない「組織版ARCT」の実践を通じて、持続可能な変革の道筋を描き出します。
4. 終わりなき旅としての「器づくり」
「器」に完成はありません。正解がなく、終生完成しないからこそ、つくり続けるプロセスそのものに価値があります。 「大器晩成」の思想を軸に、一つの組織を超えて器と器が響き合う社会への展望を示し、読者の視座を一段高いものへと引き上げます。

●結び:ともに変容するプロセスを愛する
「組織(私たち)の器」は、一人でつくるものではありません。たとえわかり合えなくても、わかり合おうと向き合い続ける営みの中にこそ、深い繋がりが生まれます。 一人ひとりが器を広げ、対立さえも「豊かさ」として受け入れることで、一人では想像もできなかった予想外の結果が生まれる組織へと進化していく。本書は、そのための確かな理論的枠組みと実践の知恵を授けてくれます。


【目次】

はじめに--なぜ「正しさ」を追求するほど、組織は息苦しくなるのか

第1章 器とは何か--4つの領域で捉える
組織の限界は、一人ひとりの器の限界
なぜ今、「器」なのか
個人にとって器が必要な理由
組織にとって器が必要な理由
器が広がると、何が変わるのか
日本人はなぜ「器」という言葉を用いるのか
「中身(スキル)」と「器」は何が違うのか
スキルと器の関係:4階層モデル
スキルだけでは不十分な理由
器の正体:「キャパシティ」と「ケイパビリティ」、など

第2章 器はどう育つか--ARCT(アルクト)モデル
器の成長が止まっている人たち
器の成長が止まる人の共通点
ARCT(アルクト)モデル--器の成長プロセス
困難や挫折こそが成長の契機
成長が止まる逸脱プロセス
フェーズ1:【蓄積】経験を積み重ねる(Accumulation)
フェーズ2:【認識】限界に直面する(Recognition)
フェース3:【構想】新しい器を描く(Conception)
フェース4:【変容】試行錯誤を繰り返す(Transformation)
【事例1】他人の期待に応え続けた私が、自分の人生を取り戻すまで、など

第3章 つながりが器を育てる--実践に向けた4つのアプローチ
深いつながりを築くための器づくりの実践
スキルではなく、あり方で向き合う
相手を「変える」のではなく、相手とともに「変わる」
アプローチ1:傾聴--評価せずに聴く
2つの傾聴技法:感情移入と意味導出
傾聴を実践する際の工夫
【事例2】評価面談で気づいた「聴く」ということの意味
アプローチ2:問答--主体性を引き出す
なぜ「教える」ではなく「問う」のか、など

第4章 組織の器をつくる--人事のリデザイン
なぜ「正しい施策」は現場で機能しないのか
受け皿としての「器」
「組織の器」とは何か
組織の器と個人の器の相互関係
4つの組織タイプ
「管理による統制」から「器づくり」へ
方策1:人事の思想のリデザイン
人事の思想とは何か、など

第5章 器の思想の未来
「器は測れるのか」を問い直す
測定への欲求と限界
「測りきれない」ことの意味
測定との適切な付き合い方
日本人が大切にしてきた中空構造
中空構造の弱点──なぜバランスを失うのか
「守破離」と器の成長
守破離は「空」の世界観
器は完成しない──人生をかけて育てる、など

おわりに--ともに変容するプロセスを生きる

内容説明

1on1、心理的安全性、ジョブ型…「形」ばかりが増えていく。変えるべきは”制度”ではなく、人を受け止める”器”だった!「余白」と「関係性」を取り戻し、ともに変容していくための組織論。

目次

第1章 器とは何か―4つの領域で捉える(組織の限界は、一人ひとりの器の限界;なぜ今、「器」なのか ほか)
第2章 器はどう育つか―ARCT(アルクト)モデル(器の成長が止まっている人たち;ARCTモデル―器の成長プロセス ほか)
第3章 つながりが器を育てる―実践に向けた4つのアプローチ(傾聴―評価せずに聴く;問答―主体性を引き出す ほか)
第4章 組織の器をつくる―人事のリデザイン(なぜ「正しい施策」は現場で機能しないのか;「組織の器」とは何か ほか)
第5章 器の思想の未来―「空」の世界観(「器は測れるのか」を問い直す;日本人が大切にしてきた中空構造 ほか)

著者等紹介

羽生琢哉[ハニュウタクヤ]
株式会社人としての器 代表取締役。慶應義塾大学大学院特任講師、筑波大学働く人への心理支援開発研究センター客員研究員を兼任。人事分野の専門誌『労政時報』の編集者を経て、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科博士課程修了。博士(システムデザイン・マネジメント学)。2021年より大学院にて「人としての器」研究チームを結成。学会発表を重ねるとともに、対話型ワークショップ「器物語(いれものがたり)」を通じた実践活動を展開。2024年に法人を設立し、研究と実践の両面から「器」の探求を続ける。修士論文「若者離職と人事部との関係性」で最優秀賞受賞。2020年度人材育成学会奨励賞。国家資格キャリアコンサルタント(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品