出版社内容情報
「子どもの頃に知っておきたかった!」の声、続々!
学校では教えてくれない「決め方」の教科書。
学校ではさまざまなことを教わりますが、実は学ぶ機会がないのが「決め方」です。
判断力を身につける重要性はわかっていても、大人でも正しい決め方を知っている人は少ないものです。
本書では、インバスケットという手法を用いて、子どもの判断力を養っていきます。
インバスケットとは、まだ決裁がされていない書類が入った「未処理箱」のこと。
一般的には、架空の人物となり、制限時間内にできるだけ多くの案件を処理するワークを通して
物事を冷静に観察し、さまざまな情報の中で分析をして適切な判断や行動ができるよう、判断力を磨いていきます。
本書は、小学生高学年でどの家庭でも起こり得るようなシーンをストーリーにして
「あなただったらどうする」というミニインバスケット問題に挑戦し、
実際に自分で選択肢を選びながら判断力を楽しく鍛えていくことができる1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
88
児童書。分類141。決断力について▽「決める」には絶対的な正解はない。判断力はトレーニングをして伸ばすもの。インバスケット=「覚えたこと」「習ったこと」を「できる」にかえるシュミレーションゲーム▽正しい決め方》優先順位を決める/やめることを決める/比べてみる/挑戦する/自分の考えを持つ/ルールを作る/事実か調べる/断る判断をする/みんなが正しいとは限らない/別のアイディアを提案する/周りに相談してみる/視野を広く持つ▽全ふりがな有。良本。2024.9刊2025/04/23
読書太郎
2
自分で決める。決めたことはすぐに行動する。◆絶対的な正解はないが絶対的な間違いもない。◆それでも俺が殻に閉じこもるのは、怒られたり誰かを困らせることで気まずい思いをするのがホントに嫌なんだってことか。いたたまれなくなるあの気持ちはもう二度と味わいたくない。2025/05/04