出版社内容情報
リーマンショック、東日本大震災などを乗り越えた先にやってきた新型コロナウイルスの大流行。この現実と直面した企業や否応なく変革を進め、働き方は大きく変わった。真に強い企業とは、変わらないために思い切った変化を遂げることを恐れないものである。そして、長く続いてきた会社であれば、幾度となく試練を乗り越え、姿を変える経験を数多くしてきているはずである。
日本企業の絶頂期に始まった平成が苦境続きで終わり、令和に入った途端新型コロナウイルスに襲われるなど、日本企業を取り巻く環境は厳しいままだが、本書ではそうした状況を振り返った上で、これからのコーポレートデザインの形を模索する。
内容説明
平成とは何だったのか―。企業を取り巻く状況がますます厳しくなる中で求められる新たなコーポレートデザイン。長い過渡期を経て、我々がたどり着いた場所とは?ニュー・ノーマルの時代を生き抜くために日本が苦難に直面した平成時代を回顧する。
目次
第1章 社会の地殻変動を引き起こす3つのエネルギー
第2章 コーポレートデザイン再設計のエッセンス
第3章 グローバリゼーションの進化と日本企業
第4章 日本的経営を再考する
第5章 老舗の新時代
第6章 ニュー・ノーマル時代のリーダーシップ
著者等紹介
岩〓尚人[イワサキナオト]
成城大学経済学部教授、1956年、北海道札幌市生まれ。早稲田大学大学院商学研究科博士課程後期単位取得満期退学。東北大学大学院経済学研究科修了、経営学博士。経営学の研究に加え、企業のコンサルティング活動に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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