出版社内容情報
「全経簿記」は、簿記の能力を認定する資格のうち、公益社団法人全国経理教育協会の実施している公的資格である「簿記能力検定」の通称です。
いくつかの簿記の中でも受験しやすいのが特徴で、年少者や留学生といった、日本語や漢字を習熟中の方でも取り組みやすい検定試験となっています。
本書は、そうした初めて日本の簿記を学ぶ方に向け、専門学校で教鞭を執る先生が書いた、簿記能力検定3級商業簿記の入門テキストです。
簿記の内容を解説したテキストには随所にルビを振ることで、勘定科目や説明文にある漢字に引っかからず読み進めることができます。また、学習テーマごとに演習問題を設けつつ、最終章では検定試験本番を想定した全3回の模擬試験問題を収録しました。
資格・検定学習のファーストステップとしてお役立てください。
内容説明
日本語を学んでいる留学生にもうれしいルビ付き。はじめて学ぶ人でも最適なわかりやすい簿記入門テキスト。ネット試験の出題傾向にも対応した模擬試験3回分を収録。
目次
第1章 簿記の概要(簿記って何!?;財務諸表(貸借対照表・損益計算書)とは? ほか)
第2章 日常の取引(現金と預金;商品売買 ほか)
第3章 決算(試算表;決算整理仕訳 ほか)
第4章 帳簿と証ひょう(小口現金出納帳;商品有高帳 ほか)
第5章 模擬試験問題(第1回;第2回 ほか)
著者等紹介
伊藤正義[イトウマサヨシ]
学校法人柏木学園柏木実業専門学校総括教諭。公益社団法人全国経理教育協会中小企業BANTO公認講師。秘書サービス接遇教育学会正会員、日本秘書クラブ所属。高校教師や民間企業を経て、2012年より柏木実業専門学校の専任教諭として簿記・パソコン・税法・電卓・計算実務・接遇マナー等、商業実務全般の教鞭を執る。2021年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。