出版社内容情報
同調圧力/減点主義/厳しく指摘する/上下関係/つぶし合う/皆で仲良く苦しむ(ゆえに深夜残業に付き合わされるといったことも)/新人や初心者に冷たい……。
こうした考え方・働き方を引きずっている人がいまだにいて、無意識に、良かれと思って行われる言動によって、メンバー(部下)は自尊心を奪い、チームの一体感を奪っているケースが多々あります。さらには、組織の変革の足を引っ張るだけでなく、組織にリスクをもたらすこともあります。
このような状況を打開するには、認め合い、期待し合う、そのような相互リスペクトのある環境を生み出すことができる方法「リスペクティング行動」が求められます。本書は、そのリスペクティング行動について、具体例を交えながら紹介する一冊です。
内容説明
なんでうちの職場は機能していないの?を解消するにはリスペクトの醸成が必要だった。
目次
第1章 リスペクトがなければ、チームはもう回らない(「職場に一体感がない」のはなぜなのか;「統制型」「オープン型」の組織がある ほか)
第2章 職場の一体感を奪うコミュニケーションと解決策(「聞いてない!」;そんなこと、後回しでいい!;一部の人にだけ指示をしている;その場にいる人で話を進めている;会議室にいる人の意見で仕事が決まる;「東京にお越しください」と言われる;日程調整に手間や時間がかかりすぎる;チャットを導入しても利用が広がらない;一方で、電話の利用はなかなか減らない;社内用語・専門用語だけで会話をしている;宴会で若手を叱ってしまう;メンバーが退職するとき、だいたい揉める)
第3章 職場の一体感を奪うマネジメントと解決策(期待した成果が出てこない;マネージャーとメンバーの考えが一致しない ほか)
第4章 認め合う・期待し合うリスペクティング行動(「つながれない」はリスクになる;あらためて、リスペクティング行動とは ほか)
著者等紹介
沢渡あまね[サワタリアマネ]
作家/ワークスタイル&組織開発専門家。『組織変革Lab』主宰。あまねキャリアCEO/浜松ワークスタイルLab取締役/NOKIOO顧問/大手企業人事部門顧問ほか。DX白書2023有識者委員。400以上の企業・自治体・官公庁で、働き方改革、組織変革、マネジメント変革の支援・講演および執筆・メディア出演を行う。#ダム際ワーキング推進者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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