出版社内容情報
**困難を乗り越えるたびに**
**どこまでもチームは強くなる!**
不確実性と困難がストレスを生み、逃避行動を起こす。
耐える、逃げる、責任転嫁する…
自分を守るためのこうした独りよがりのレジリエンスが
チームや組織に負のスパイラルを招いていく。
「本当はチームで乗り越えたかった…」
環境が激変する時代だからこそ、チームの真価が求められる。
その真価を引き出す方法がチームレジリエンスだ。
本書は国内外の50本を超える研究論文を下敷きに、
ベストセラー『問いのデザイン』の著者と新進気鋭の研究者がタッグを組んで、
チームレジリエンスの概要と実践可能な高め方を3ステップで解説する。
①困難に対処し、②そこから学び、③被害を最小化する
シンプルなステップだからこそはまりやすい罠とそこに陥らない施策を紹介していく。
組織の危機を救い、困難を成長の機会に変える。
変化に強いしなやかなチームは
何物にも代えがたい価値がある。
内容説明
耐える、逃げる、責任転嫁する。個人のレジリエンスが負のスパイラルを招く!環境が激変する現代の必須概念。困難を乗り越えるたびにどこまでもチームは強くなる!独りよがりのレジリエンスでは得られない、チームの真価を引き出す方法。
目次
第1章 チームの困難と不確実性の科学(チームが乗り越えるべき「困難」とは何か;不確実性の時代が生み出すわからなさの悪循環)
第2章 困難を乗り越えるチームレジリエンス(チームレジリエンスとは何か?;3つのステップでチームレジリエンスを発揮する)
第3章 レジリエントなチームは課題を定めて対処する(チームで困難を乗り越えるのはなぜ難しいのか?;困難を解決可能な課題に具体化する;プロジェクト化して課題解決に挑む;ストレスに負けないチームをつくる)
第4章 レジリエントなチームは困難から学ぶ(同じ轍を踏まないために困難から学ぶ;「チームレジリエンス型」の振り返り;今後に活きる教訓をつくる)
第5章 レジリエントなチームは被害を最小化する(取り返しのつかない事態を事前に最小化する;困難を早期発見する;困難に備えて事前対策する)
著者等紹介
池田めぐみ[イケダメグミ]
筑波大学ビジネスサイエンス系助教。株式会社MIMIGURIリサーチャー。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。東京大学大学院情報学環特任研究員、東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター助教を経て2024年4月より現職。主な研究テーマは、職場のレジリエンス、若手従業員の育成
安斎勇樹[アンザイユウキ]
株式会社MIMIGURI代表取締役Co‐CEO。東京大学大学院情報学環客員研究員。1985年生まれ。東京都出身。東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論について探究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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