出版社内容情報
認知症の人の不可解な言動、困った行動の対処法から、施設選び、介護のおカネのマネージメントまで。認知症の「困った」がマンガやイラストを見るだけですっきり解決!
内容説明
進行にあわせたケアがよくわかる、介護者のための図説ハンドブック!日本社会の高齢化とともに急速に増加し、いまや65歳以上では4人に1人が可能性を否定できないという認知症。そんな国民病といってもいい認知症の困った症状が、徘徊、おもらし、家の中をゴミだらけにする、すぐキレる、暴力を振るう、「ものを盗まれた」と被害妄想するなどの「不可解な行動」だ!しかし、認知症の人の不可解な行動には理由があるし、認知症の正しい理解は日々の介護の苦労を半減させる!認知症の人の不可解な言動の対処法から介護のおカネのマネージメントまで、認知症の「困った」が見るだけですっきり解決!
目次
プロローグ 認知症の不可解な言動には理由がある!
1 認知症(アルツハイマー型)によくある不思議な症状(大好きだった囲碁に急に興味を示さなくなった;同じことを何度もくり返し言う ほか)
2 認知症(アルツハイマー型)の進行で現れる困った症状(伝言や約束したことを忘れてしまう;訪問セールスで不要な物を買ってしまう ほか)
3 認知症(アルツハイマー型)が重くなると目立つ危険な症状(性格が豹変し、暴言、暴力をふるう;薬を飲んだことを忘れ、何度も飲もうとする ほか)
4 その他の認知症(レビー小体型、前頭側頭型)の困った症状(驚くほどリアルな幻視を見る(レビー小体型困った症状)
身体が硬直し、歩行も困難になる(レビー小体型困った症状) ほか)
5 知っておきたい認知症家族を支える社会保障制度(介護の負担を軽減するしくみ 介護保険制度;医療費の自己負担を軽減するしくみ 高額療養費制度)
著者等紹介
佐藤眞一[サトウシンイチ]
1956年東京都生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科臨床死生学・老年行動学研究分野教授、博士(医学)。早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程を終え、東京都老人総合研究所研究員、明治学院大学文学部助教授、ドイツ連邦共和国マックスブランク人口学研究所上級客員研究員、明治学院大学心理学部教授を経て、現職。前日本老年行動科学会会長、日本応用老年学会常任理事、日本老年社会科学会理事等を務める。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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