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カラー版でますますわかった!地形と地理で解決!!古代史の秘密55

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800317179
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0221

出版社内容情報

各項目に地図がついてよくわかる! 「地形」と「地理」から、古代史の事件やできごとが「なぜおきたのか」解決!

内容説明

過去の出来事を「時間」だけで語ることはできない。歴史というドラマは、その「舞台」である“場所”に注目してこそ、「演者」の立ち振る舞いを理解できるのだ。地図や地形図は、その「舞台」に誘ってくれるツール。カラー化によってますますパワーアップしたそのツールで、古代史の秘密に迫ってみよう!

目次

第1章 いま知っておきたい古代史の謎(なぜ、世界遺産の古墳群は百舌鳥・古市に築かれたのか;なぜ、大仙古墳は仁徳天皇陵とされたのか ほか)
第2章 なぜ、「その場所」だったのか?―旧石器・縄文・弥生・古墳時代(なぜ、人類は日本列島にやってきたのか;なぜ、兵庫県の「明石原人」は「最古の日本人」ではなくなったのか ほか)
第3章 地形と地理から探る古代日本―飛鳥・奈良時代(なぜ、飛鳥に古代都市が建設されたのか;なぜ、蘇我氏は仏教を受け入れ飛鳥寺を建てたのか ほか)
第4章 地形と地理から探る古代日本―平安時代(なぜ、長岡京は十年で廃都となったのか;なぜ、京都に平安京が誕生したのか ほか)

著者等紹介

千田稔[センダミノル]
1942年、奈良県生まれ。京都大学文学部卒業。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、国際日本文化研究センター名誉教授、奈良県立図書情報館館長。専攻は歴史地理学・歴史文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

21
地理と歴史を結びつける歴史地政学の古代史をカラー版で送る本。北海道の黒曜石が400㎞離れたロシアのアムール河流域で見つかっている。平城京の、モデルとなった中国にはない外京は藤原氏が縄張りをもち、平城京を見下ろす高台に作られている。奥州藤原氏の屋敷跡からはサイの角まで出土している。教科書の行間を埋める記述が多く、読んでいてわかりやすく面白かった。2020/01/19

chietaro

4
歴史を地理と絡めて考えると、とても楽しいです。上総・下総の違いがわかったのが収穫でした。貝塚の位置は納得です。瀬田の唐橋や関所は歴史のロマンを感じます。都と河川の関係も楽しく読めました。2020/01/04

Yoshihiro Yamamoto

3
B 歴史系のテレビ番組で、城のことといったらかなりの確率で出演する千田稔先生。見ていると本当に楽しそうに、そして愛情を込めてお城のことをお話される。そんな先生が書かれた地図が豊富な本。最近私が凝っている古墳巡りにもとても参考になる図も掲載されていて、古墳の位置関係や「なぜその位置にあるのか」など理解が深まった。壬申の乱についても、琵琶湖周辺で1ヶ月にもわたって戦闘が繰り広げられたということを、両軍の行軍行程を記入している図面いよって知った。図にしないと理解が進まないこと、ハッとすることが多く、面白かった。2020/07/03

ひろP

2
空間を軸とする地理学と、時間を軸とする歴史学という対立関係を越えて、時間・空間を同格に併存させて取り扱う研究分野である歴史地理学。それを優しく図解し、平易に分かり易く、古代史を項目ごとに解説した本。著者は千田稔氏。読みやすいが余りにも高校生の教科書レベルの内容に少し後悔しています。まあ気軽に読める本です。2019/10/04

lovejoy

0
★★★2020/03/12

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