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カラー版でますますわかった!地形と地理で解決!!江戸時代の秘密56

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800316943
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C0221

出版社内容情報

歴史をその舞台となった場所に焦点を当て、「地形」「地理」からひも解きます。テーマは江戸時代。全56項目を各2~4ページで簡潔に説明し、かつ各項目に地図を掲載し、わかりやすく解説。大河ドラマの時代考証などを務める歴史学者の大石学氏を監修に迎え、高い信頼性を保ちます。

内容説明

地形・地理は先人たちの足跡であり、記録だ!政治、経済、社会、文化とは異なる、地形・地理に注目するという、新たな歴史へのアプローチが、カラー化によってますますパワーアップ。本書とともに「アウトドア」に飛び出し、「歴史の現場」に立って、地形・地理の視点から、江戸時代に思いをはせよう!

目次

第1章 なぜ、「その場所」だったのか?(なぜ、江戸に幕府が開かれたのか;なぜ、大坂は「天下の台所」となったのか;なぜ、京都で伝統産業が栄えたのか ほか)
第2章 地理から探る「江戸時代史」(なぜ、家康は日光山に祀るように遺言を残したのか;なぜ、尾張・紀伊・水戸が御三家となったのか;なぜ、譜代筆頭井伊家は彦根に置かれたのか ほか)
第3章 「江戸の町」を地形から探る(なぜ、江戸の範囲が決められたのか;なぜ、江戸湾は埋め立てられたのか;なぜ、東京には見附という地名が残るのか ほか)

著者等紹介

大石学[オオイシマナブ]
1953年、東京生まれ。東京学芸大学卒業。同大学院修士課程修了、筑波大学大学院博士課程単位取得。現在、東京学芸大学名誉教授・特任教授。NHK大河ドラマなどの時代考証を担当。2009年に時代考証学会を設立し、同会会長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

61
よくある歴史トリビア本だが、江戸時代を規定した様々な制度や事件が地形・地理上の必要性が原因であったことを明らかにしていく。よく知られた事実から思いがけないエピソードまで、国のあり方を定めるのは人や政治などよりも地勢であると納得させられる。各話に添えられたカラー地図は、専門書やWikiにも載っていなかったりわかりにくい表現が多いので理解を助けてくれる。幕府領の配置や人的交流を示す遠隔地の同じ地名、江戸の上水区域などは知る人ぞ知ることだろう。先人たちが大地を踏みしめて国を作ってきたプロセスを再確認できる一冊。2021/06/20

円井悠

4
各話ごとに地図があり、わかりやすく紹介されており楽しめました。各話の最後に一言結論があればもっとよかったかな?そしてもう一つ欲を言えばもっと深堀りしてくれたほうが読み応えがあってよかったのですが・・2021/10/15

Hiroki Nishizumi

4
まぁまぁやね。雑学として楽しめる。2019/09/02

takao

1
ふむ2022/03/13

わ!

1
面白い。「江戸」という地名は、「江」という言葉が「川」や「港」を指す言葉で、「戸」は入り口。つまり「江戸」は、「河口」という意味になる…らしい。つまり利根川や多摩川の河口という土地だ。考えてみれば見たままの意味である。大阪も淀川の河口ではあるものの、「江戸」とはならなかった。ただし淀川の旧名に「大江」という呼び名があって、今でも「大江橋」という橋の名前と駅名に残っている。じつはこの本、3章に分かれていて、最終章は江戸に関する話ばかりだったのだが、これが思いのほか面白かった。さすがは江戸。その歴史も面白い。2019/07/18

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