自分で治す！逆流性食道炎

清水 公一【著】

洋泉社（2019/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 174p／高さ 19cm
• 商品コード 9784800316431
• NDC分類 493.44
• Cコード C2077

出版社内容情報

新・国民病ともいわれ、胃もたれ・胸やけなど、誰もが経験したことがある不快な症状をきっかけに認知するものだけに、病院にいかずとも何とかしたいというニーズは高い病気です。この病気の原因やしくみから、その対処法としてのストレッチや食事法などまでを、図解を駆使しながらわかりやすく解説します！

内容説明

検査をしてもわからない“非びらん性胃食道逆流症”が急増中！食後の胸焼け、のどのヒリヒリがラクになる！！人気クリニックの専門医が教える究極のセルフケア法！自律神経のしくみ＆コントロールの方法を知ることから、あなたの健康がはじまる！

目次

第１章　胸焼け・胃もたれの原因は？
第２章　逆流性食道炎とは
第３章　逆流性食道炎を治そう！
第４章　非びらん性胃食道逆流症とは
第５章　脳と自律神経のしくみを動かして非びらん性胃食道逆流症を治そう！
第６章　Ｑ＆Ａ　専門家に相談してみよう！
付章　実例集　胃もたれ・胃痛・逆流性食道炎はこうして治った！

著者等紹介

清水公一［シミズコウイチ］
新板橋クリニック院長。日本外科学会認定医、日本消化器外科学会認定医、日本緩和医療学会暫定指導医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本癌治療学会がん治療認定医。１９６６年、山口県生まれ。千葉大学医学部卒業。１９９１年より消化器外科医師としてがん治療に携わる。１９９７年よりアメリカ・ミシガン大学腫瘍外科に留学、がん免疫療法を研究。２０００年に帰国し、消化器外科医師として手術を行うかたわら、がん免疫の診療、がんの化学療法、緩和ケア、在宅診療や心のケアに取り組んでいる。機能性消化管疾患（胃・食道逆流症、機能性胃腸症、過敏性腸症候群）が発症する「しくみ」を明らかにして、しくみに基づいて、患者さん自らがしくみを運転して症状を改善していく「自立」を目標とした専門治療を行っている。また、「本当の健康とは何か？」「なぜ、どのように病気が発生・顕在化してくるのか？」に着目して、「認識疾患」という新しい概念を提唱する。「心と体のしくみ」を運転しリセットする「リセット医療」を診療に取り入れ、「認識疾患としくみから観る医療」の実現・普及に努めている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[chatnoir]

最近嫌な方のお年頃で体調が色々悪いので読んでみた。胃酸が逆流するだけじゃなくて、胃の外側が胃のようになってしまう状態もあるんだね．．．太ったら余計に圧がかかって胃酸が逆流するので、そのためにも痩せたり、腹八分目にしたりする必要があるらしい。自分で治すってところまではいかないかなぁ。

2019/07/01

[Shosei]

逆流性食道炎を生活習慣の改善で治す方法が書かれているのかと思いましたが少し違いました。胸やけや胃もたれは逆流性食道炎の典型的症状であり薬を飲めば治ります。しかし最近は薬を飲んでも症状が消えない→心とからだのバランスが崩れることで症状の出る非びらん性胃食道逆流症が増えている。心とからだは密接に関わっていて、おそらく二つを繋いでいるのが自律神経。自律神経のもみほぐしと逆腹式呼吸で非びらん性胃食道逆流症を治しましょう、というのが本書のテーマでした。非びらん…も、やはりストレス社会が生んだ現代の病なのでしょうね。

2021/03/07