オカルト・クロニクル

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  • サイズ A5判/ページ数 415p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784800315434
  • NDC分類 147
  • Cコード C0095

出版社内容情報

一方的に懐疑するでもなく、盲目的に信じるでもなく、ひたすらに収集分析するというフォーティアン的な立ち位置のオカルト読本!インターネット・サイト『オカルト・クロニクル』の書籍化。ネットや評論家の間では、その分析力と文章のセンスは高く評価されており、内容も徹底的な資料分析による高濃度かつ抜群の面白さ。老舗雑誌『ムー』や過去のオカルト本が取り上げながらも、言及をさけてきた「真相」をレポートする内容は圧巻にして秀逸。主宰者・松閣オルタ氏は『怪奇秘宝』でもレギュラー執筆者として活躍中。

内容説明

懐疑と肯定の狭間そこにこそオカルトの本当の魅力と真実が眠っている!膨大な資料と独自の視点で読み解く「超濃厚オカルト研究読本」。

目次

はじめに―信奉者はタフなロマンを!信奉者の敵は懐疑論ではなく安易な否定論だ!
ディアトロフ峠事件―ロシア史上最も不可解な謎の事件
熊取町七名連続怪死事件―日本版『ツイン・ピークス』の謎
青年は「虹」に何を見たのか―地震予知に捧げた椋平廣吉の人生
セイラム魔女裁判―はたして、村に魔女は本当にいたのか…
坪野鉱泉肝試し失踪事件―ふたりの少女はどこへ消えたのか…
「迷宮」―平成の怪事件・井の頭バラバラ殺人事件
「人間の足首」が次々と漂着する“怪”―セイリッシュ海の未解決ミステリー事件
「謎多き未解決事件」―京都長岡ワラビ採り殺人事件
ミイラ漂流船―良栄丸の怪奇
科学が襲ってくる―フィラデルフィア実験の狂気
岐阜県富加町「幽霊団地」―住民を襲った「ポルターガイスト」の正体
八丈島火葬場七体人骨事件―未解決に終わった“密室のミステリー”
獣人ヒバゴン―昭和の闇に消えた幻の怪物
ファティマに降りた聖母―7万人の見た奇蹟
赤城神社「主婦失踪」事件―「神隠し」のごとく、ひとりの女性が、消えた

著者等紹介

松閣オルタ[マツカクオルタ]
怪事件専門ルポライター。フォーティアン。Webサイト『オカルト・クロニクル』主筆。奇現象・怪事件研究家。会社員として企業に勤務するかたわらオカルト事象、未解決事件などの資料を収集(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hit4papa

78
世の奇々怪々な事件を取り上げ、(参考資料を見てわかるとおり)膨大な資料を参照しつつ、ハテナ?に迫ろうとするものです。 著者は、Webサイト「オカルト・クロニクル」の主筆とのことですが、ネット記事にありがちなググって、ハイ!まとめではなく、事件・事故が発生した現地に赴き、文字どおり足で取材を重ねるという念の入れようです。まさに、好きこそものの上手なれ。タイトルから想像するような「超常現象!」の紋切り型で終わっていません。 真実を探求しつくしてこそのオカルト。 このオカルト魂にとても好感がもてるのです。2019/09/21

HANA

77
洋の東西を問わず奇妙な話を収集した一冊。こういう奇談を集めたようなスタンスの本は昨今出版されていないように思うので、読みながらうれしくなってしまう。内容はディアトロフ峠やファティマの予言、ヒバゴンといったオカルティズム御用達のものから、日本における未解決事件まで様々。ディアトロフ峠は先に『死に山』で、その他のは少年時代に読み耽ったので、日本の未解決事件の方が興味深く感じた。坪野鉱泉事件や八丈島火葬場事件、赤城神社失踪事件等は本書で初めて知ったし。一見軽妙な文章の裏に真摯な取材が重ねられた良書であった。2019/03/01

眠る山猫屋

73
読んで欲しいなー、ミステリアスな事象に興味を持つ方には。著者の(ちょいと?)おちゃらけたリポートが緩衝材になっていて重たくはないが、事件自体は深刻で関係者に傷痕を残したものも多い。現在に至るまで解けない謎を(個人に出来うる限り誠実に)調査し、アンチテーゼも掲げ、有り得ない方面の見解も引き合いに出し検証する。立派。物理的科学的な推論も組み立て、偏見も(なるべく・笑)排除されている。ファティマ第三の予言から井の頭公園バラバラ死体遺棄事件まで、守備範囲も広い。知ってた事件も多いが、更に深く触れてくる。2020/03/30

こばまり

57
既知の事件は復習感覚で臨んだが、ノドカなのはファティマの聖母とヒバゴンぐらいで、後はもう怖いのなんの。いい歳をして寝しなに読んだのを後悔した。2018/09/20

kokada_jnet

39
内容は面白いが。題名の「オカルト」も「クロニクル」も、正確には誤用なので、非常にモヤモヤする。本の内容は「オカルト的にも解釈できる、事件簿」なので。クロニクルは、本来、「年代記」「編年記」。この本は、オカルトの歴史全体を扱ったわけでもなく、著者が気になった事件を、散発的に論じているだけだし。2019/12/30

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