出版社内容情報
いまも熱狂的なファンが多数存在しながら、マジメに語られることのなかったアーノルド・シュワルツェネッガーを本格的にまとめる1冊。・雌伏の時代 『ターミネーター』『コマンドー』『トータル・リコール』 ・世界を魅了する万人向けスター ・『ラスト・アクション・ヒーロー』の惨劇 ・迷走するキャリア ・政界進出とスキャンダル ・どっこい生きていた、人生の消化時代
内容説明
すごい肉体!すごい顔!すごい映画!暴力と愛嬌!一世を風靡した筋肉派映画スターアーノルド・シュワルツェネッガー!その波乱万丈、滅茶苦茶な人生を全力で追いかける!『コマンドー』『ターミネーター』だけじゃない!オーストリアからボディビルダーとして世界の頂点に立ち、ハリウッドで天下を取り、政治に進出、そこから転落。それでもどっこい生きている!誰もが魅了された最後の英雄、その人生のすべて!
目次
第1章 シュワルツェネッガーの黎明期
第2章 『ターミネーター』の衝撃
第3章 決定打『コマンドー』
第4章 シュワルツェネッガー快進撃
第5章 コメディアン、シュワルツェネッガー
第6章 『トータル・リコール』という特異点
第7章 『ターミネーター2』という問題作
第8章 シュワルツェネッガー、大いにつまずく『ラスト・アクション・ヒーロー』
第9章 低迷期
第10章 シュワルツェネッガー都へ行く
第11章 それからのシュワルツェネッガー
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
71
シュワちゃん好きのシュワちゃん好きによるシュワちゃん好きのための一冊!もう最初から最後までシュワちゃんの人生、そして作品(写真多々!)で埋め尽くされています。はー、眼福。ただ作品を楽しんでいただけの身としては全く知らなかった裏話なんかも満載で非常に楽しめ、再見したい作品だらけになりました。これだけ語れるとは著者さんの愛たるや。…が、愛が大きい故か、全体的に否定的傾向が強め…?大好きなシュワちゃん、もっと素直に褒めてー!って思っちゃいました。笑 だってシックスデイもエンドオブデイズも大好きなんだもん。笑2019/06/03
活字スキー
22
「感想をあげるのはまた今度と言ったな?あれはウソだ!」というわけで読了。無闇に長い名前の筋肉ダルマが次から次へと無造作に人を殺す。80年代の映画シーンに君臨したシュワルツェネッガーの誕生からビルダー時代、ハリウッドでの挑戦、政界進出、そして転落から今に至るまでを本人の熱にあてられたかのような熱量で一気に語り尽くす。いや、尽くせてはいないのかもしれない。だって、とにかく過剰で並外れているのがシュワなんだもの。 2018/08/10
Akito Yoshiue
14
こういう過剰な熱量の本は大好きです。2018/08/07
vaudou
10
『無闇に長い名前の筋肉ダルマが次から次へと無造作に人を殺す。そんな過剰性に、馬鹿な子供であった当時から魅入られてきた。どうにも理屈の通用しない、その暴力的な魅力』2018/08/20
Masaaki Kawai
7
シュワちゃんだけで、これだけ本にできる熱量がすごく、書き手にそれだけ熱量があるものはおもしろいに決まってます シュワルツェネッガーて、なんだか昔は良かったな、けどまだ頑張るでっていう気持ちの体現者として捉えられるなぁって、この本を読んで思うた2018/10/28