出版社内容情報
2018年大河ドラマ「西郷どん」の主役・西郷隆盛に大きな影響を与えた人物として、勝海舟の名前は外せない。盟友とみなされがちな両雄だが、対立することも少なくなかった。むしろ紆余曲折があったからこそ心が通じ合い、西郷は海舟から最大級の賛辞を贈り続けられる。本書では明治維新150年にあたり、両者の人間関係に迫ることで知られざる両雄の姿を描き出す。
内容説明
敵に味方あり!幕臣でありながら幕府を見限った男と、討幕を成功させながら朝敵になった男。対極にいた二人は、また最大の理解者でもあった。英雄は英雄を知る―。新たな時代の幕開けとなった邂逅と別離の真実。
目次
第1章 頭角を現す―ペリー来航
第2章 人生の転機を迎える―雌伏の時
第3章 海舟との出会い―幕末史の岐路
第4章 幕府との対決―薩長同盟と長州征伐
第5章 海舟との再会―江戸城明け渡しをめぐる神経戦
終章 維新後の西郷と海舟―明治政府との関係
著者等紹介
安藤優一郎[アンドウユウイチロウ]
1965年、千葉県生まれ。歴史家。文学博士(早稲田大学)。早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業、同大学文学研究科博士後期課程満期退学。江戸をテーマとする執筆・講演活動を展開。JR東日本「大人の休日倶楽部」、東京理科大学生涯学習センターなどの生涯学習講座の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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