映画秘宝セレクション
タケダアワーの時代

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800313218
  • NDC分類 778.8
  • Cコード C0074

内容説明

もしも武田薬品が『ウルトラQ』を提供していなかったら日本のカルチャーは大きく変わっていただろう。スポンサーの決断、代理店のサポート、放送局の独自性。人気番組が作られる裏にある、もう一つの真実。忍者ブーム、怪獣ブーム、スポ根ブームを牽引した日曜夜7時枠「タケダアワー」を宣弘社、TBSの視点から読み解く証言集。

目次

第1章 想い出のタケダアワー ウルトラ怪獣と酒井和歌子
第2章 「武田薬品は、質の高い番組を送り出すことがまずモットーとしてありました」
第3章 「『ウルトラQ』を最初に観たとき“本当にこれをお茶の間で放送するんだろうか”と思いました」
第4章 人生を狂わされた『ウルトラマン』そして『柔道一直線』へ
第5章 「子供たちの反応をみて“これは怪獣がペットになるな”と思いました」
第6章 「“ウルトラは武田の看板”という意識が武田の中で出来上がっていきました」
第7章 「『柔道一直線』の人気はすさまじく、サイン会がパニックで中止になることもありました」
第8章 タケダアワーの晩秋を彩った宣弘社の異色のヒーロー『シルバー仮面』
第9章 「子供たちから“なぜこの番組を作ったのか”と聞かれたら必ず答えられるようにしようと思って作っていました」
第10章 「父は何か終わると“じゃあ、次は何をやるか”といつも考えていましたね」

著者等紹介

友井健人[トモイタケト]
『特撮秘宝』編集、ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

48
タケダ、タケダ、タケダーで始まる日曜7時のタケダアワー、しっかり記憶に残っている。「月光仮面」「隠密剣士」「ウルトラQ」「ウルトラマン」「キャプテンウルトラ」「ウルトラセブン」「怪奇大作戦」「柔道一直線」「シルバー仮面」…。その当時のことを振り返る宣弘社、TBSの方々。これは、面白かった!自分が熱狂した背景を知ってしまった感じ。この本、図書館で、経済の企業のコーナーにありました。まさしく、掘り出しものでした。2018/03/22

へくとぱすかる

42
月光仮面に始まる、この時間帯のエピソードが無類におもしろい。テレビという媒体の成長期でもあり、とりまく人々の思考や創意がただちに反映されるような時代。メデイアにとっても幸せな時代だったのだろう。今のテレビ界では考えられない要素も多かったはず。「番組」という単位を超えて、「時間帯」を作り上げた人々の努力には、ただただ感服。みんな若かったのだ。そう思う。2017/11/27

相馬

4
隠密剣士、ウルトラQ、ウルトラマン、柔道一直線などなど、日曜夜7時のTBS系TV、武田薬品一社提供枠、(後世の)通称タケダアワー。制作にかかわった宣弘社、TBSの関係者へのインタタビューを中心とした超貴重な本。「タケダ、タケダ、タケダ~」2018/03/30

kei-zu

3
世代的には、「タケダアワー」に間に合わなかった。記憶の中でも古いものが、裏番組の「ミラーマン」でした。すいません。 とはいえ、創世記のテレビ事情(代理店の役割を含め)が楽しく、何より、「ウルトラQ」については貴重な証言がたくさん!2020/09/28

tkm66

2
やや雑なまとめ方の印象があるが、この段階で・このレベルでも一冊にする事が重要。後年もっと判らなくなるし。2017/10/25

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