出版社内容情報
作家・映画評論家の友成純一によるファンタスティック映画祭紀行集。映画祭黄金時代と呼ばれた80年代、苦労して著者が渡り歩いた、世界の三大ファンタスティック映画祭から、知られざるC級イベントまで、ヨーロッパを中心としたファンタ系映画・映画祭の貴重な記録。80年代の黄金期を経て現在に至るまで、世界のファンタ系映画祭の特徴や変遷を辿り、当時のポスターやプログラムなど図版も掲載。当時の会場の様子や上映作品情報も加え、貴重な資料ともなる1冊。
内容説明
奇妙な映画は足で観る!アヴォリアッツ、シチェス、ファンタスポルト…世界のファンタスティック映画祭を歩き続ける暴力作家・友成純一の最狂映画エッセイ!
目次
第1章 東京ファンタからアヴォリアッツへ(1985年東京ファンタスティック映画祭;1991年アヴォリアッツ国際ファンタスティック映画祭;1992年アヴォリアッツ国際ファンタスティック映画祭)
第2章 BC級映画の殿堂 シチェス映画祭・前篇(1991年シチェス・ファンタスティック映画祭;1992年シチェス・ファンタスティック映画祭;1993年シチェス・ファンタスティック映画祭)
第3章 メジャー化しても変わらぬ魂 シチェス映画祭・後篇(1994年シチェス・ファンタスティック映画祭;1998年シチェス・ファンタスティック映画祭)
第4章 奇妙な男たちの伝説 ファンタスポルト(1997年ポルト国際ファンタスティック映画祭)
第5章 ファンタで出会った凄い人たち(ユルグ・ブットゲライト;オラフ・イッテンバッハ;カーティス・ハリントン;セカ)
著者等紹介
友成純一[トモナリジュンイチ]
1954年生まれ。作家・映画評論家。1976年、早稲田大学在学中に『透明人間の定理リラダンについて』が幻影城新人評論部門に入選。『映画評論』等での批評活動と並行し、1985年『肉の儀式』で小説家デビュー。現在はバリ島在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
a.k.a.Jay-V
Kazuhiro Sorimachi
Pio