映画秘宝COLLECTION
世界ファンタスティック映画狂時代

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  • サイズ A5判/ページ数 285p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784800312570
  • NDC分類 778.2
  • Cコード C0074

出版社内容情報

作家・映画評論家の友成純一によるファンタスティック映画祭紀行集。映画祭黄金時代と呼ばれた80年代、苦労して著者が渡り歩いた、世界の三大ファンタスティック映画祭から、知られざるC級イベントまで、ヨーロッパを中心としたファンタ系映画・映画祭の貴重な記録。80年代の黄金期を経て現在に至るまで、世界のファンタ系映画祭の特徴や変遷を辿り、当時のポスターやプログラムなど図版も掲載。当時の会場の様子や上映作品情報も加え、貴重な資料ともなる1冊。

内容説明

奇妙な映画は足で観る!アヴォリアッツ、シチェス、ファンタスポルト…世界のファンタスティック映画祭を歩き続ける暴力作家・友成純一の最狂映画エッセイ!

目次

第1章 東京ファンタからアヴォリアッツへ(1985年東京ファンタスティック映画祭;1991年アヴォリアッツ国際ファンタスティック映画祭;1992年アヴォリアッツ国際ファンタスティック映画祭)
第2章 BC級映画の殿堂 シチェス映画祭・前篇(1991年シチェス・ファンタスティック映画祭;1992年シチェス・ファンタスティック映画祭;1993年シチェス・ファンタスティック映画祭)
第3章 メジャー化しても変わらぬ魂 シチェス映画祭・後篇(1994年シチェス・ファンタスティック映画祭;1998年シチェス・ファンタスティック映画祭)
第4章 奇妙な男たちの伝説 ファンタスポルト(1997年ポルト国際ファンタスティック映画祭)
第5章 ファンタで出会った凄い人たち(ユルグ・ブットゲライト;オラフ・イッテンバッハ;カーティス・ハリントン;セカ)

著者等紹介

友成純一[トモナリジュンイチ]
1954年生まれ。作家・映画評論家。1976年、早稲田大学在学中に『透明人間の定理リラダンについて』が幻影城新人評論部門に入選。『映画評論』等での批評活動と並行し、1985年『肉の儀式』で小説家デビュー。現在はバリ島在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

a.k.a.Jay-V

1
映画祭と資本主義の関係が織りなす現状。ファンタというアンダーグランドまで侵食する資本主義の吸収及び回収力。紹介されてる映画で観てみたいのか、だいたい未公開なのが歯がゆい。本書で知った極私的ニュース、3)ユルグ・ブットゲライトのフィルモグラフィーの多さ。2)江戸木純氏は本名ではなかった!1)シチェス・ファンタは正式に名称を変えカタルーニャ国際映画祭となっている!(映画好きがシカッティングしてるかの様に全く 浸透してないのも凄い!未だにシッチェス映画祭セレクションとしてかかってますもんねぇ〜) 2017/08/08

Kazuhiro Sorimachi

0
1980年代の東京ファンタスティック映画祭から始まり、90年代にまだ日本人から来るなんて珍しいアヴォリアッツ、シチェス、ポルトというヨーロッパのファンタスティック映画祭に通って見た映画、出会った映画人について。そのときに書かれた文章なので当時の熱気が伝わってくるよう。今回は割愛されたアジアの映画祭についての続編を期待したいです。2017/07/22

Pio

0
これ読みながら、ネットで動画検索するのが、楽しい。2022/03/10

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