出版社内容情報
本書では、具体的な地図、カラー口絵および本文にて地形、地名、鉄道・道路から歴史に至るまで、横浜の不思議を伝え、謎を解き明かす。 第1章 なるほど! ヨコハマの魅力は地形にあり 第2章 そうか! ヨコハマの地名の不思議あれこれ 第3章 びっくり! ヨコハマの鉄道・道路の謎解き 第4章 さすが! ヨコハマに秘められた歴史の真実
内容説明
知っているようで知らない「横浜市」の秘密。地形・地名・鉄道・道路・歴史から探る巨大都市「横浜」発展の謎と魅力とは?
目次
第1章 なるほど!横浜の魅力は地形にあり(なぜ横浜が港に選ばれたのか?;「不便な場所」だからこそ生まれた横浜港? ほか)
第2章 そうか!横浜の地名の不思議あれこれ(神奈川宿の「横」にある「浜」だからヨコハマ?;「元町」は元の横浜を移したから? ほか)
第3章 びっくり!横浜の鉄道・道路の謎解き(汽笛一声、新橋を出た列車の行先は「横浜駅」ではなかった?;京浜東北線の列車には「上り・下り」がない? ほか)
第4章 さすが!横浜に秘められた歴史の真実(七月一日に開港した横浜港の開港記念日が「六月二日」の理由は?;「横浜マリンタワー」はかつて灯台だった? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
skunk_c
60
横浜の地理・歴史的トリビア集。地理屋の立場からするともう少し地形的な掘り下げがほしいところだし、歴史的記述についてもやや浅い感じ。それでも横浜をよく知らない人には興味を持ってもらえるとは思った。しかしいかんせんあちこちに間違いが。例えば関内の初期の遊郭が火災で焼失し、跡地が山下公園になったとあるが、横浜公園でしょ(山下公園は関東大震災のがれきで作った)。蒔田を「まきた」とわざわざルビ振りしてるが正しくは「まいた」。打木パンと内木パンが同じページに出てくる(正しいのは前者)など。やや粗製濫造の感あり。2022/01/17
まんむー
10
横浜港の付近を散策した時、遊歩道が整備されて、海を眺めながらお散歩したりウインドショッピングしたりと楽しませてもらった。そんな時ちょうどこの本が目に入り読んでみました。横浜知ってるけど細かいところまでは知らない人にはちょうど良いかな。ちょっとした蘊蓄で次のお散歩も楽しめそうです。2024/04/05
サン
7
横浜の雑学のまとめ。地形を中心とした話しだったので、地図がもっとあると良かったかも。あまり深くないので、軽く読みたい人にオススメ。2018/02/03
Tomozuki Kibe
3
あっという間(一時間の通勤時間)で読了。横浜の地名ガイドであって、わしはもう少し歴史的な掘り下げが欲しかった。 覚書 中華街の道筋は風水由来?もとの田55p 鎌倉の朝比奈切通は一年施工・泰時が陣頭指揮78p 朝比奈切通の施工者は和田義盛の子?79p 金澤文庫…国宝絵画あり?105p 山下公園氷川丸「山下公園」駅・「日本丸駅」あり138p 横浜マリンタワーはブラウンオリーブに162p 神奈川県庁本庁…キング・横浜税関本関超舎…クィーン・横浜開港記念会館…ジャック(辰野式フリークラシック)166p2022/06/27
Melody_Nelson
3
地元横浜、何か発見あるかな?と思って読んでみたけれど、ほぼ知っていることや、大して興味のないことばかりで、期待外れだった。文章も、無駄が多い気がしたし。やはり江戸末期以後から栄えたくらいの歴史しかないと、ネタもあまりないのだろうか。もっと地形にクローズアップすれば面白くなったと思うのだけど(下末吉台地とか)、それだとマニアックになってしまうのかな。2017/06/26