内容説明
動物は「さまざまな眠り」をもっている。泳ぎながらでも眠る術をもったイルカ、飛び続けながら短い睡眠を繰り返すグンカンドリ、冬眠中、さらに眠るためにわざわざ起きるジリス、キリンもガンもヒトも避けられない寝落ち…。さまざまな種のさまざまな眠りから、睡眠が脳と神経にどんな恩恵をもたらすのか、寝不足や眠りすぎがどんな影響を与えるのかなど、生存に欠かすことのできない睡眠の謎に迫る!
目次
序章 眠らないと動物はどうなる?(動物が「さまざまな眠り」をもつのはなぜ?;睡眠不足は老化を促進する! ほか)
第1章 動物たちの眠り(眠りとは、睡眠の基準を考えてみる;若ハエと中年ハエの眠りの違い ほか)
第2章 眠るってなに?そのメカニズム(脳波からみた「眠り」;眠りのなかで脳はどうなっているのか? ほか)
第3章 「寝落ち」と「寝入り」を科学する(「寝落ち」する生物たち;キリンもガンも寝落ちする ほか)
終章 脳と腸と睡眠(ふたつの脳―脳と腸脳;なぜ植物は神経系が発達しなかったのか? ほか)
著者等紹介
関口雄祐[セキグチユウスケ]
1973年千葉県生まれ。千葉商科大学商経学部経営学科准教授。東京工業大学生命理工学部卒。同大学院博士課程修了、博士(理学)。東京医科歯科大学生体材料工学研究所特別研究員(JSPS特別研究員PD)などを経て現職。専門は動物行動学、睡眠科学。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。イルカ類の野生群、飼育個体の観察研究を中心に、ヒトの睡眠習慣などの研究も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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