新書y
眠れなくなるほどおもしろい睡眠の話

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800310828
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0245

内容説明

動物は「さまざまな眠り」をもっている。泳ぎながらでも眠る術をもったイルカ、飛び続けながら短い睡眠を繰り返すグンカンドリ、冬眠中、さらに眠るためにわざわざ起きるジリス、キリンもガンもヒトも避けられない寝落ち…。さまざまな種のさまざまな眠りから、睡眠が脳と神経にどんな恩恵をもたらすのか、寝不足や眠りすぎがどんな影響を与えるのかなど、生存に欠かすことのできない睡眠の謎に迫る!

目次

序章 眠らないと動物はどうなる?(動物が「さまざまな眠り」をもつのはなぜ?;睡眠不足は老化を促進する! ほか)
第1章 動物たちの眠り(眠りとは、睡眠の基準を考えてみる;若ハエと中年ハエの眠りの違い ほか)
第2章 眠るってなに?そのメカニズム(脳波からみた「眠り」;眠りのなかで脳はどうなっているのか? ほか)
第3章 「寝落ち」と「寝入り」を科学する(「寝落ち」する生物たち;キリンもガンも寝落ちする ほか)
終章 脳と腸と睡眠(ふたつの脳―脳と腸脳;なぜ植物は神経系が発達しなかったのか? ほか)

著者等紹介

関口雄祐[セキグチユウスケ]
1973年千葉県生まれ。千葉商科大学商経学部経営学科准教授。東京工業大学生命理工学部卒。同大学院博士課程修了、博士(理学)。東京医科歯科大学生体材料工学研究所特別研究員(JSPS特別研究員PD)などを経て現職。専門は動物行動学、睡眠科学。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。イルカ類の野生群、飼育個体の観察研究を中心に、ヒトの睡眠習慣などの研究も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hirayama46

4
イルカなどの動物・及びヒトの睡眠についてのお話。科学的に厳格という感じは薄めでしたが、読み物としてはなかなか興味深く、楽しく読めました。半球睡眠には未来的な可能性がある……ような。2017/02/06

ジュリ

3
室温が睡眠の質に影響を与える。冬になるときちんと眠ったつもりなのにまだ眠いのは、室温が低くて睡眠の質が悪いからかな?2018/07/04

はる

3
睡眠の重要さがわかりました。睡眠に関する教育は、小学生くらいから道徳などと同じように、もっと取り入れるべきであると思いました。2018/02/18

Go Extreme

1
眠らないと動物はどうなる:さまざまな眠り 睡眠不足→老化促進 慢性化すると 夜・自然に判断能力↓ 動物たちの眠り:睡眠の基準 脳と神経を回復させる睡眠 ヒトのお母さん・授乳期間も上手に眠る イルカの3パターン睡眠「 個の保存のための眠り方 保温効果 寒さとヒトの睡眠 長い眠りが必要な理由 眠るメカニズム:脳は バクテリア注射 行動学からみた睡眠 脳の発達に必要なレム睡眠 脳は部分的に眠る 半球睡眠 イルカの眠り方 個人差には動物にも 寝落ちと寝入り:マイクロスリープ 鍋底仮説 脳と腸と睡眠:脳と腸脳  2021/02/27

才谷

1
野生のナマケモノが今まで言われてきたほどに寝てばかりでなかったようでイルカと同じ9~10時間睡眠だったので怠け者の名を返上するかと思いきや、人工飼育では6時間も増えて16時間眠るらしい…。やはりナマケモノは怠け者だ。2017/02/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11276689
  • ご注意事項

最近チェックした商品