出版社内容情報
本書では、三菱財閥の創業から現在の三菱グループまでの歴史を明らかにし、個々の企業にも目配せしながら、グループの特徴や社風にも触れていく。企業集団・三菱グループは、三菱財閥を母体として戦後再編成されたものだが、なぜ、財閥から企業集団に変わらなければならなかったのか。その歴史的な背景をたどりながら、どのようにグループが再編されていったのかを明らかにしていく。
内容説明
三菱グループは、「三菱」という商号、「スリーダイヤ」の商標の信用をひたすら守り、他社と容易に合従連衡しない孤高の企業集団として存在し、近年再びクローズアップされている。三菱グループの強さの源泉は、戦前の三菱財閥に遡ることができる。企業集団・三菱グループは、三菱財閥を母体として戦後再編成されたものだが、なぜ、財閥から企業集団に変わらなければならなかったのか。本書では、その歴史的な背景をたどりながら、どのように再編されていったのかを明らかにしていく。また、代表的なグループ企業の歴史と現在を明らかにする。
目次
第1部 三菱財閥創業史(テーマの深読み なぜ一代で日本有数の財閥が誕生したのか;創業者・岩崎弥太郎;二代目・岩崎弥之助;三代目・岩崎久弥;四代目・岩崎小弥太;サラリーマン重役)
第2部 財閥解体・戦後の三菱グループ(テーマの深読み なぜ日本最大の企業集団になったのか;財閥解体;グループ再結集;躍進の表裏)
第3部 三菱グループ・有力企業の現在(テーマの深読み どこまでが三菱グループか;総合金融グループ;三菱御三家;三菱重工業の流れ;三菱鉱業の流れ;「三菱」を冠する企業群;「三菱」を冠しない企業群)
著者等紹介
菊地浩之[キクチヒロユキ]
1963年北海道生まれ。國學院大學経済学部を卒業後、ソフトウェア会社に入社。企業勤務の傍ら、論文・著作を発表。専門は企業集団、企業系列の研究。2005~06年、明治学院大学経済学部非常勤講師を兼務。2006年、國學院大學経済学博士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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