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映画、音楽、サッカー本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
midnightbluesky
3
8月下旬ぐらいに発売予定だった続編どうなったんだ?2016/10/02
Gen Kato
2
若尾文子様再評価の流れのお蔭か、表紙からして素晴らしいし作品評もたっぷり。深夜TVで大映映画にハマった人間としては嬉しい限りの一冊。読みながら自分的ベスト作について語りたくてむずむずする。京マチ子や山本富士子、藤村志保についての語りも、必ず出て来るバイプレーヤーについての追究もまだまだ足りないよ!2017/07/02
ますりん
1
大映映画で既に観た中では、溝口映画では一番好きな「雨月物語」とか、同じ溝口映画にしてはポップな「赤線地帯」とか、市川昆節全開の「黒い十人の女」とかですね。大映は、1970年代に日活とくっついて(ダイニチ)すぐ離れて倒産して、その後大映テレビに優秀なスタッフたちが移って、かのテレビドラマの傑作・珍作である「ザ・ガードマン」や「赤いシリーズ」、「噂の刑事トミーとマツ」、「スチュワーデス物語」に「スクール・ウォーズ」と立て続けに(いろんな意味で)巷を席巻したのはご存じのとおり。2016/09/13
わとそん
1
まあまあ 2016/06/15
清 義明
1
大映は「永田ラッパ」の永田雅一なくして語れない。最新映像技術の導入や重厚な美術人芸は、この人のキャラクター無しではありえなかった。文芸ものが多かったのも、世評言われる商売人という側面とは違い、永田の映画へのこだわりがもたらしたもの。二本立てを嫌っていたのもその例。ハリウッドで「これで女優が綺麗に撮れる」と買いこんだレンズは「羅生門」で威力を発揮など。日本映画に必要なのは独裁である。もちろんそれが71年の倒産を招いたわけだが。岸信介打倒の河野一郎に入れ込んだため会社を傾けたのではという説も初めて知った。2016/06/08
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- 和書
- 緑の瞳/月影 岩波文庫