電力自由化がわかる本

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800308733
  • NDC分類 540.921
  • Cコード C0034

内容説明

電力全面自由化!選ぶことのできなかった電力を選ぶ時代が到来する!!そのメリット、デメリットは?電力自由化のしくみから来るべきエネルギー・マネージメント社会まで、エネルギー新時代のゆくえを眺望する!

目次

第1章 なぜいま、電力自由化なのか(9電力体制の終焉―電力自由化前史;東日本大震災で始まった「電力システム改革」;電力自由化と地球温暖化のジレンマ)
第2章 始まった電力自由化の旗手たち(見えてきた顧客獲得戦略;業界別の事業戦略分析;8兆円電力自由化市場が生む派生ビジネス)
第3章 電力自由化のもたらす未来(大規模集中から分散型へ;電力自由化はどこに向かうのか?)

著者等紹介

木舟辰平[キフネシンペイ]
1976年生、東京都八王子市出身。一橋大学社会学部卒。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科博士前期課程修了。編集プロダクション、出版社勤務を経て、2004年から10年まで月刊「エネルギーフォーラム」記者として電気事業制度改革や原子力政策などエネルギー問題を取材。物流専門紙記者を経て、14年から「ガスエネルギー新聞」記者として電力政策等を担当

柳沼倫彦[ヤギヌマノリヒコ]
1975年生、福島県郡山市出身。明治大学農学部卒。独立開業や外食、ITの業界誌で編集を担当後、06年から「週刊エコノミスト」編集部、10年から「ガスエネルギー新聞」記者として分散型エネルギーシステムや自治体のエネルギー政策等を担当。電力分野は主に新規参入企業や支援企業等を取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

6
国による保証があったからこそ、リスクのある先行投資を積極的に行うことができた。それにより安定供給が可能だったからこそ日本は発展できた。その意味で考えれば国が保証してくれたというのは決して悪いことばかりではなかった。ただし、それによる弊害も発生している以上手放しで賞賛することはできないし、時代が変われば変更も考慮する必要が出てくる。2016/06/24

なーちゃま

2
電力自由化を理解するために、なぜ自由化が必要だったのか、それまでどうだったのか、に焦点を当てて書いている本。東日本大震災から自由化に至るまでが丁寧に書かれているので、本当の初心者におすすめ。2024/08/07

Mr.NORI

2
自民党が原発推進の立場をとるのは昔から電力業界とのつながりの強いことが一因であることや、ガス会社などが自前の火力発電施設を活用して市場に参入する可能性があるため、電力自由化と地球温暖化対策は相容れない部分があることなどがわかり、勉強になった。2018/08/22

奈良漬

1
情報がとにかくてんこ盛りだった。太陽光発電がこれからもっと発展していく必要があると思う2020/08/08

yayanoa

1
電力自由化までの流れがよくわかって、選択の足がかりになりそう。筆者による展望も書かれていたので、今後の動向をチェックするポイントも掴めたと思う。2016/06/06

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