古代史研究の最前線
天皇陵

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800308108
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0021

内容説明

最新研究では、天皇陵はどこまでわかっているのか。知っておきたい「論点」を、第一人者がわかりやすく解説!

目次

第1章 天皇陵古墳とはなにか(記紀から読み解く、巨大前方後円墳の編年と問題点;陵墓・陵墓参考地の調査研究の成果と課題 ほか)
第2章 天皇陵古墳と被葬者を考える(津堂城山古墳には誰が葬られているのか;高鷲丸山古墳は雄略天皇陵か ほか)
第3章 天皇陵・陵墓の変遷をたどる(大王墓から天皇陵へ―陵墓祭祀の始まり;平安時代の天皇陵―「山陵」から“寺陵”へ ほか)
第4章 天皇陵をめぐる諸問題(陵墓を「発見」した人々―考証家と陵墓治定の実態;世界遺産と陵墓問題 ほか)
第5章 天皇陵研究入門(論点がわかれば、もっとおもしろくなる;天皇陵をもっと知るためのブックガイド)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mataasita

8
古代史研究の最前線邪馬台国が見つからないので、こちらで。特に考古学からの研究成果が載っている。三角縁神獣鏡については卑弥呼が朝貢した年が刻まれたものがあるというからもう決定じゃん…と思ったら中国では1枚も見つかってないとか。うーん。考古学者たちの書き方、説明の仕方が専門的すぎて一般人を対象とした書き方じゃないなというのが気になった。文字だけじゃなくそれぞれの副葬品から全国の分布を作り、流通や交易関係を読み取るというのは面白かった。考古学的には畿内が有力なようだ。まだまだ読もう。2024−462024/06/07

犬養三千代

5
古代史研究の最前線との副題。 やはり、治定されているのとは別の可能性が高いことが解った。発掘調査できないのは残念。 最前線はシリーズ化されているようなので邪馬台国、古事記なども読みたい。2018/04/30

まひろん

1
天皇陵についてザックリと全体を知ることができた。面白かったです。2025/06/17

akamurasaki

0
天皇陵そのものに対する論文も興味深かったが、幕末から明治期にかけて天皇陵を比定していく過程のあれやこれやの話が面白かった。2016/04/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10153204
  • ご注意事項

最近チェックした商品