放浪武者 水野勝成

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800307842
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

内容説明

徳川家康の従兄弟でありながら、主君を代えること十数度。家名を捨てて戦場を渡り歩き、ついには備後福山藩の初代藩主に登りつめた“鬼日向”と呼ばれた猛将の戦場流浪記。

著者等紹介

森本繁[モリモトシゲル]
1926年3月愛媛県生まれ。九州大学法学部卒業。実証歴史作家。第二回歴史群像大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チェリーニ

11
わが町福山の初代藩主水野勝成の生涯を史実に基づき表わした資料です。資料がが無いものは、推測からの小説風に描かれてます。福山に住んでいながら藩主なってからの勝成公しか知らず。こんなにも波乱万丈の人生を歩んでいたとは知りませんでした。領民に愛された君主です。後の藩主は老中に成るために福山の民を苦しめ天明の一揆が起こります。悲しいことです。本当にいい本に巡り合えて嬉しいです。2018/09/01

スプリント

6
父親との確執から全国を放浪し、出奔を繰り返しながら最後は一国の主になった水野勝成の生涯です。武辺者から善政を引く大名に成長した過程が面白いです。2016/07/30

Ryuji Saito

2
2016年52冊目。水野勝成、不思議な人。 追いかけて関連本を狩猟するようにしている。2016/03/23

ハル

1
西国鎮守の譜代藩 福山の話。若かりし頃の経験をみごと治政に活かした名君。2017/04/13

akamurasaki

1
家康の従兄弟にして秀忠の乳兄弟、信長に目をかけられ秀吉から命を狙われ、佐々成政、小西行長、黒田官兵衛、加藤清正など有名武将の元を渡り歩き、後藤又兵衛や宮本武蔵と交流も持つ。身分を隠しての流浪は水戸黄門的でもあり、猪突猛進の鬼武者ぶりと善政の藩主という両極端なキャラクターの面白さ。なんで無名なんだろう?と不思議に思うほどの興味深い戦国武将です。家康のスパイだったのでは?という説も聞いたことがありますが、九州放浪時代の交友関係を見るとさもありなん・・・今後研究されて明らかになってほしい武将です。2016/12/23

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