出版社内容情報
こんなに強い女性がいた！ ＮＨＫ連続テレビ小説『あさが来た』の主人公「広岡浅子」の 爽快なまでに美しい生き方をふりかえる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Totchang
12
NHKの朝ドラがどんな内容だったかあまり覚えていないが、大河ドラマの渋沢栄一と同じ時代に女性として活躍した広岡浅子について知りたいと思って本書を取った。期待に反して文学作品ではなく広岡浅子の生涯を紹介した内容であった。あらためて古川智映子の「小説土佐堀川」を読もうかと思案中である。2021/07/04
定年（還暦）の雨巫女。
8
《私ー図書館》NHKの朝ドラ「あさがきた」のヒロインのモデル。幕末にこんな女性いたんですね。周りの人の理解もあったからこそ、活躍できたんだね。2015/11/07
速読おやじ
6
伝統的な上場企業に女性役員が誕生するだけでニュースになる令和の時代。広岡浅子が聞いたら、がっかりするかもしれない。今でも存続する大同生命、日本女子大を設立した女性が100年以上前にいたというから驚きだ。女性の社会進出を促進すべく、当時としては珍しく女性社員を積極的に雇用し、大学まで設立しようとするのだから。今とは比較にならない苦労があったと推察される。しかし、自分の妻が浅子だったとしたら、、、これは苦笑するな^_^2019/07/14
Crystal.B
2
彼女の生涯を辿った内容でしたが、なんだか記念館にでもありそうな一代記。恵まれた家に生まれ、嫁ぎ先で活躍したけど、内心の葛藤や逡巡もあっただろうにその辺りは書かれていませんでした。小説や評伝にするには資料が少ないのかな？良妻賢母を否定しながら、家には奉仕、自ら側室を推薦してたり、かなり矛盾を孕んでいたと思えるのですが？2024/01/07
bibi
0
「あさが来た」のあさのモデルになった広岡浅子。 改めてすごい人物なんだなぁと感じた。 ・浅子の実家は、三井財閥。 ・日本女子大の創設に関わった。 ・「幼にしては父母に従い、嫁しては夫に従い、老いては子に従う」時代に女性も教育が必要だと痛切に感じていた。 ・浅子の人柄。 ・夫婦仲の良さ ・浅子が望んで妾をとり、一緒に暮らし、分け隔てなく接した。 ・村岡花子、市川房枝、…関わり。 ・今も残っている有名企業 などなど。2016/01/16
