歴史新書
神様に秘められた日本史の謎

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800306548
  • NDC分類 162.1
  • Cコード C0221

出版社内容情報

日本の神々とは?◎記紀以外にもある神話とその神々――日本の神典について◎アマテラスをめぐる様々なモデル説について ほか。

内容説明

古代から近現代まで、53の疑問を解決!日本人は神様をどう、必要としてきたのか?

目次

第1章 記紀神話に隠された謎(「神様」は存在するのか?;記紀神話の原初神はなぜ影が薄いのか? ほか)
第2章 古代編―神祇・陰陽五行・仏教の混合(なぜ崇神天皇は大物主神を自ら祀らなかったのか?;神功皇后はいつから神になったのか? ほか)
第3章 中世・近世編―武士の世における神様の役割(神仏習合で神様の存在はどう変わったのか?;毘沙門天や大黒天は神様だった? ほか)
第4章 近代・現代編―新たな信仰の登場(明治天皇が「五箇条の御誓文」を誓った相手は?;新宗教、天理教と大本教の神とは? ほか)
資料編 日本の神様を知るための古典ミニガイド

著者等紹介

新谷尚紀[シンタニタカノリ]
1948年広島県生まれ。現在、國學院大学文学部および大学院教授。国立歴史民俗博物館名誉教授・総合研究大学院大学名誉教授。社会学博士(慶應義塾大学)。早稲田大学第一文学部史学科卒業。同大学院文学研究科史学専攻博士後期課程単位取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆきこ

9
日本の神仏信仰の変遷とそれにまつわる様々な謎を解説する一冊。特に神仏習合の過程や国家神道の興りと伊勢VS出雲の抗争、また戦前戦後の新興宗教のことなどがわかりやすく書かれていて良かったです。民衆の間に一時的に流行った「流行神」はおもしろく、もっと詳しく知りたいと思いました。2016/01/21

さこちゃん

7
歴史の逸話等を期待していたのですが、ディープな神様寄りの話が多く、私には難しかった。神話や言い伝えとは、今で言う「キットカットは合格お守り」的な駄洒落みたいなのが、時の権力者の都合がいいように言い換えられたり、解釈を変えられたりして、通信がない時代に人の口伝てに各地に広がる間に更にねじ曲がって伝わり、長い時を経て各地で通説として生きているのだと思う。真実かどうかなんて誰にもわからない。それを想像するところに夢があるのだ。2015/07/05

木ハムしっぽ

5
本書を読むまでは、アマテラスやイザナキ、イザナミの名くらいしか日本神話の知識はありませんでした。本書では古事記や日本書紀が編纂された頃からの時代背景と併せて日本神話を解説してくれてるので、なぜそのような神話が生まれたのかが理解出来る。持統天皇が神話を通して日本を統治する正統性を示そうとしたという説は納得がいった。仏教各宗派の興りや神仏習合の流れについては別の本でも改めて学んでみたい。2021/03/08

sunafukinT

3
★★ 神様、仏様、それらの書物や像、建物の関係性がわかり、新しい発見が多いです。▼でも、なぜか。なぜか何か読みにくいし、入ってこないのは私だけでしょうか。。内容は面白いはずなんですが。どうしたらいいとか具体的にはわかりませんが、んー( >Д<;)もっと読みやすくできたんじゃないかと。。2021/07/06

なわ

1
神仏習合などについての基礎知識本。日本の不思議の根本がこの辺りにあるということは、この本の内容でもうかがい知れるが、もう少し先を期待していた当方としては、もっと歯ごたえが欲しかった。2021/01/17

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