洋泉社mook
戦慄のスラッシャー映画伝説!!

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  • サイズ A5判/ページ数 239p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784800306418
  • NDC分類 778.2
  • Cコード C9474

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

41
もうすっかり過去の遺物となったスラッシャー映画であるが、一時は一世を風靡した時代もあった。今となってはTVのロードショーで、これらが上映されていたのが信じられないほどであるが。これはそんなスラッシャー映画を、玉石問わず紹介した一冊。とはいえ圧倒的に石の方が多そうなのはご愛嬌。時分も一時好きでそれなりに見ているつもりではあったけど、そんなものは氷山の一角でしかないのには少々愕然とした。ホント大量に作られてたんだなあ。今はもう消えてしまった殺人鬼達、このまま歴史の徒花にするのはちょっと惜しい気がするけどなあ。2015/05/03

みや

29
人が人を殺すスラッシャー映画90作を紹介するムック本。「ひたすら殺人だけが描かれ、内容はカケラもない!ジャンル映画の最底辺!」身も蓋もないが正にその通りと表紙から思わず納得してしまった。資料として参考になるのは勿論、ウィットに富んだ表現が多く、読み物としても非常に面白い。スラッシャーへの深く熱い愛と鮮血に満ち溢れ、数少ない同志(先輩)と語り合っているようだった。スプラッター好きを自称していながら、知らない作品ばかりで恥ずかしい。全員が口を揃えて『スラッシャー映画の黄金時代』と語る80年代を体験したかった。2018/06/29

vaudou

8
スラッシャーは、今日まで確立し得なかったジャンルである。80年代のビデオバブルに乗って爆発的に出回り、瞬く間に忘れ去られた。内容は二の次、ただただ残虐な描写を求める人々に消費され、今では一部の愛好家を覗いて顧みられることはない。本書は、そんなジャンル映画からの復讐宣言である。記念日、殺人鬼の稼業、犯行現場などに系統を分け、当時殺人事件との関連を疑われ、十把一絡げに葬られた断末魔の叫びを呼び覚ましていく。江戸木純氏のエピローグは必読。映画内外で、強制的に後ろめたさを刺激するジャンルであることがよくわかる。2015/06/24

garth

6
『サマーキャンプ・インフェルノ』のタイトルが二度出てくるのに肝心の本編に関する紹介がないとかいうあたりが良くも悪くもこのシリーズらしい。2015/04/14

冬憑……(ふゆつき)

5
youのフェイバリット映画は何?と問われると、「バックトゥーザフューチャーかしらねぇ」と表向きは答えますが、実は「ロブゾンビ版ハロウィン」でありますので、スラッシャー映画好きを自覚しておりました。が!今回この本を読んで、アレ?と、?が頭の中を渦巻いたんです。気持ち悪い。ワタクシ、どーもスラッシャー映画好きではなかったようです!おそらく叙情的なホラーが好きなんでしょう。レザーフェイスに漂う哀愁とかね。お腹いっぱいになるまでぶっ殺し映画が楽しめると同時に、シーンの移り変わりを考察するコラムも必見ですよ奥さん。2015/11/05

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