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古代史研究の最前線
古事記

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800306241
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0021

内容説明

最新研究では、『古事記』はどこまでわかっているのか。『古事記』は歴史を語っているのか?大和と出雲の関係は?なぜ神々は変化していくのか?近代植民地主義と『古事記』の関係は?知っておきたい「論点」を、第一人者がわかりやすく解説!

目次

第1章 『古事記』誕生の背景とその後(天皇は編纂にどう関わったのか―天武、持統、元明;ほんとうに和銅五年に誕生したのか;神々の成長譚という読み方;後世、古事記はいかに読み継がれてきたのか)
第2章 神話と歴史の接点を探る(大和と出雲―国譲り神話の謎;歴史書としての『古事記』を読む;なぜ、神武東遷は九州から出発するのか;もうひとつの天孫降臨―ニギハヤヒ神話の真相;神功皇后伝承が生まれた歴史的背景をたどる;東アジア関係史と『古事記』)
第3章 『古事記』研究の諸問題(「序文」偽作説の現在;なぜ、神々は死ぬのか―『古事記』に刻まれる古代人の死生観;描かれた『古事記』―スサノヲのヤマタノヲロチ退治譚を中心に;近代植民地主義と『古事記』研究の闇)
第4章 古事記研究入門(論点がわかれば、もっとおもしろくなる;これから古事記を楽しみたい人のためのブックガイド)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あきら

1
古事記の研究がどのような形で進められているのか?よく耳にする、色々な解釈に関して研究者はどのように考えているのか?様々な立場の研究者がお互いの説を引用したりしながら各テーマについてまとめている。裏を読んだり、書いてあるまま素直に読んだり。夢を膨らませて読むか、歴史と付き合わせて読むか、何度でも古事記が楽しめそう。また、最後の章に各テーマの概要があり、とても分かりやすい。初心者向けの参考書も記載されている。2020/12/20

燈露

1
方々の偉い大学教授等々が色々な視点から古事記について論じている。 『古事記』誕生の背景・神話と歴史の接点・『古事記』研究の諸問題とそれぞれ区分されてはいるが、この本ではおさまりきらない『古事記』研究の壮大さを感じることができた。 参考文献がしっかりしているので、それぞれの項目において、より詳しく知る手がかりがある。この本を足がかりに研究が始められそうだ。2015/08/31

dolce-vita

0
成る神、生まれる神→死 図像化→江戸時代2015/07/02

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