内容説明
「映画とは修行である!」傑作も珍作も等しく観まくった爆笑“総受け”コラム、5年分。
目次
『アバター』オレはそれを「和民全店貸し切り」と呼ぶね
『奴隷船』オレはそれを「鬼に肉棒」と呼ぶね
『噂のモーガン夫妻』オレはそれを「ヒューとくりゃドロドロ」と呼ぶね
『第9地区』オレはそれを「エビヤン」と呼ぶね
『ザ・エッグ―ロマノフの秘宝を狙え』オレはそれを「ロングライフ映画」と呼ぶね
『フローズン』オレはそれを「山の神の怒り」と呼ぶね
『必死剣 鳥刺し』オレはそれを「何事も必死剣」と呼ぶね
『花と蛇3』オレはそれを「花と豚」と呼ぶね
『大奥』オレはそれを「だらけモノ」と呼ぶね
『エクスペンダブルズ』オレはそれを「単なるいい奴たち」と呼ぶね〔ほか〕
著者等紹介
みうらじゅん[ミウラジュン]
1958年京都市生まれ。武蔵野美術大学在学中に漫画家デビュー。以来、漫画家、イラストレーター、エッセイスト、ミュージシャンなどとして幅広く活躍。「ゆるキャラ」の命名者でもある。05年、日本映画批評家大賞功労賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
17
どんなバカ映画でも、きちんとパンフレットを購入する著者。律儀だと思った。2018/03/18
さっちも
17
MJは20年前のエッセイより、笑いをとりにくる手数や引き出しが多くなっている。宗教やサブカルなどマニアックすぎてこちらが反応できない笑いも含めたら、ちょっと他の作家が真似できない領域に達しているのではと思えてしまう。面白いは、面白いのだが後半になるにつれ、この人の業の深さを感じ、読み進めるのがつらかった。業の深さゆえ、ハッとさせられる一節もあるのだが。2017/12/25
garth
17
「ジョニデはエライよ。今後、50歳過ぎてやったことはみんなエライと言うべきだと思うよ。部屋掃除だって、歯医者に行くのも。だって、しんどいんだよ、何をするにももう」2015/03/16
兵士O
14
みうら先生よ! 何であんたは「花と蛇」や「エマニエル夫人」の時ばかり、暑く語るんや!「ロボジー」や「おしん」の時は重箱の隅をほじるみたいに、無理やりエロと結びつけているんじゃないか? 特に漫画のエロジイって何よ? 「爺」を「自慰」とかけて、あのオチは無いだろ? もう俺はそんな多量の濃いネタのせいでお腹一杯だ! このぶ厚い辞書並みの本を読まされる身にもなってみろ。通勤時に電車で読んでいたら、若い女学生やOLの冷たい視線が痛かったぞ。こちらは中年エロ親父路線まっしぐらだ。あと、最後に……栗田ひろみとか古いぞ。2020/05/04
テクパパザンビア
13
みうらじゅん先生のお薦めしてくれた映画『マチェーテ』早速鑑賞しました。最高でした。他のお薦め作品も楽しみです、『花と蛇』とか…。2016/05/08
-
- 和書
- 北村さんちのオトコの文通