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80年代映画館物語

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  • サイズ A5判/ページ数 319p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784800305299
  • NDC分類 778.09
  • Cコード C0074

内容説明

1980年代、東京ではありとあらゆる映画を観ることができた。話題のハリウッド超大作からカルト映画、アニメーション…続々と増えるミニシアターに対して、巨大なスクリーンの劇場が消えていくカオスな映画世界。興奮と狂乱、そしと語られない事実を明らかにする!1980~1989年に上映された都内主要映画館番組表も徹底収録!

目次

「地獄の黙示録」1980年2月16日。有楽座が戦場になった日。
映画館の支配人は、何を「支配」しているのか?
番組編成者は、今夜も眠れない。
テアトル東京は、なぜ閉館したのか?―80年代映画館変遷史(1)
シネマスクエアとうきゅうオープニング・エピソード―80年代映画館変遷史(2)
「ある日どこかで」物語
「E.T.」の歴史的大ヒットを支えた人たち
80年代におけるヒット作の条件
セゾングループの映画界進出―80年代映画館変遷史(3)
「映画館に行かなければ会えなかった」角川三人娘。〔ほか〕

著者等紹介

斉藤守彦[サイトウモリヒコ]
1961年生まれ。静岡県浜松市出身。映画業界紙「東京通信」記者(後に編集長)を経て、1996年よりフリーの映画ジャーナリスト/アナリストに。以後、多数の劇場用パンフレット、「キネマ旬報」「宇宙船」「INVITATION」「アニメ!アニメ!」「フィナンシャル・ジャパン」等の雑誌・ウェブに寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ara_shinya

2
80年代は意識して映画館へ足を運ぶようなった時代だけど、この本で描かれるのは主に銀座・有楽町界隈のフラッグシップ館なので当時お世話になった渋谷・新宿の映画館があまり登場しないのはちょっと残念。「映画宣伝ミラクルワールド」と本作で当時の配給・興行の事は色々と描かれたので次は近年の内情みたいな話も読んでみたいな。2015/10/31

マァちゃん

0
80年代は映画館に定期的に行くようになった時期なのでこういう本はありがたいです。 あれから30年経ってもストリート・オブ・ファイヤーが好きなのは日本人だからなのでしょうか? 著者もお好きなのでしょうね。表紙を見たらわかります。

フク

0
★★★。2016/07/23

Natsuhiko Shimanouchi

0
僕が東京に出てきた84年は、有楽町マリオンが開業した年でもあり映画館が様変わりしていく中で東京生活を始めたことになる。吉祥寺のバウスや、渋谷のシネセゾン、ユーロスペース、六本木シネヴィアンといったミニシアター。ジム・ジャームッシャーにトーキング・ヘッズ。あの時代に青春期を過ごせたのは幸せだと改めて思った。2015/01/18

ryoah_upload

0
僅かとはいえ、かつて自分も通ったことのある映画館の事情を知れることは大変興味深い。斉藤さんには90年代、2000年代の映画館についても語って欲しかったな。2018/08/07

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