内容説明
般若心経から法華経、大日経、浄土三部経まで現代社会を生き抜くための仏陀の言葉。仏像、仏画、曼荼羅でよくわかるお経、その叡智。
目次
プロローグ 仏陀‐その人、その教え―釈迦八相図とともに見るブッダの生涯(誕生―ブッダは、迷いの生を終わらせるためにこの世に生まれた;出家―生、老、病、死の四苦に気づき出家を決意する ほか)
1 仏教美術でわかるお経(般若心経―わずか二六二文字で「空」の理法を説く;維摩経―二辺を離れる「不二思想」の金字塔 ほか)
2 日本仏教クロニクル名僧列伝―仏教の伝来と初期の日本仏教(国家統合のシンボルから鎮護国家のシステムへ―聖徳太子;日本仏教の基礎を築いた平安仏教―最澄と空海 ほか)
3 あなたはお経を知っている!お経と日本人(食―和食は、食材も調理法も仏教と深くかかわっている;茶道―“おもてなし”の心を育んだ茶道の精神 ほか)
著者等紹介
釈徹宗[シャクテッシュウ]
1961年、大阪生まれ、龍谷大学大学院博士課程、大阪府立大学大学院博士課程修了。学術博士。浄土真宗本願寺派如来寺第19世住職、相愛大学人文学部教授。NPO法人リライフ代表として、認知症高齢者のためのグループホーム『むつみ庵』、ケアプランセンターも運営する。落語が大好きで、お寺で寄席を開くことも(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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