内容説明
健康診断&人間ドックとの正しいつき合い方とは?日本の「健康」が大きく揺らいでいる。日本人間ドック学会が公表した健診の新基準範囲が、従来の正常値に比べて大幅に緩和されたからだ。厳しい健診の基準範囲は予防医学的には有用かもしれないが、それによってムダな薬を処方され、副作用のリスクが高まっているとなれば話は別だ。白熱する健診基準値論争の中で、健診との正しいつき合い方を提示する!
目次
第1部 日本人間ドック学会“新ドック健診基準”の衝撃
特別対談 健康診断&人間ドックの不都合な真実(中原英臣;大櫛陽一)
第2部 全公開!70万人の健診データを解析した年齢・男女別基準範囲(性差と年齢差は重要です;基準値の決め方;欧米と日本の相違;脂質について;血圧について ほか)
特別付録 健康診断検査項目の“年齢・男女別基準範囲”
著者等紹介
中原英臣[ナカハラヒデオミ]
医学博士。新渡戸文化短期大学学長。1945年生まれ。東京慈恵医大卒。米セントルイスのワシントン大学でバイオ研究に取り組み、遺伝子研究が専門。ニューヨーク科学アカデミー会員。マスコミでもコメンテーターとして活躍している
大櫛陽一[オオグシヨウイチ]
東海大学名誉教授。大櫛医学情報研究所長。1947年生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。大阪府立羽曳野病院、大阪府立成人病センター、大阪府立母子センター、大阪府立病院などを経て、1988年東海大学医学部教授。2006年、全国約70万人の健康診断結果から日本初の男女別・年齢別基準範囲を発表。2012年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Makoto Yamamoto
jack