1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bo-he-mian
16
現在、実相寺関連本が次々と出版されているが、データベースとしての価値は本書がダントツだと思う。フィルモグラフィーにしても、一般にほとんど知られていないようなTVドラマもきっちりフォローしているし、何よりも関係者インタビューがすごい。考え得るあらゆる出演者、スタッフ、知人をこれでもかと取材し、過去の「未公開」インタビューまで発掘する執念はちょっと尋常でない。盟友・佐々木守はもとより、小林昭二、石堂淑朗、岸田理生、そして大島渚まで! 「映画秘宝」系の洋泉社MOOKの中でも屈指の力作だと思う。2018/11/22
鈴木誠二
3
いろいろいいたいことはあるが、中身が濃いことは確か。力作ありがとうという一面もあるが、俺的にずっと気になっていた淡豊昭さんと実相寺監督との関わりについて、間接的にしか語られていなかったことは実に残念。それと、なぜ、かわぐちかいじさんが『アクター』で実相寺昭雄という監督キャラを作ったことにも、何の言及もなかったのも残念だ。2014/06/01
たいそ
2
実相寺昭雄映像作品の解説と関係者インタビュー。観たことがある作品はほんの一部だが、独特の実相寺アングル(?)で心にひっかかる印象がある。怪奇大作戦京都編をもう一度観たくなった。「くだらない決まりごとを打ち破りたかっただけさ」。2015/03/21
hirokazu
2
さすが映画秘宝。ただただマニアック。生前の佐々木守氏、小林昭ニ氏のインタビューまで収録。そして高橋葉介氏が「怪奇大作戦」「呪いの壺」の解説を書いてるのにびっくり。2014/05/19
渋谷英男
0
文字小さくお腹いっぱい、第2章は無いでしょう。☆32015/07/12