内容説明
お馴染み「弥次喜多の珍道中」がカラーイラストでよみがえる!江戸から京都まで。弥次喜多のふたりは徒歩で十七日かけて旅をいたしました。あっちこっちで悪戯し、あげくに“護摩の灰”に路銀を盗まれ貧乏旅。宿では女性に夜這いをかけては失敗し、最後は、なぜか京都で梯子を買うはめに!そして弥次さんと喜多八、実は恋人どうし!江戸時代のベストセラー『東海道中膝栗毛』の絵双紙版『栗毛弥次馬』は、当時の旅とくらしを、楽しみながら知るのに、うってつけの本。
目次
品川宿(東京都品川区)
川崎宿(神奈川県川崎市)
神奈川宿(神奈川県横浜市)
程ヶ谷宿(神奈川県横浜市)
戸塚宿(神奈川県横浜市)
藤沢宿(神奈川県藤沢市)
平塚宿(神奈川県平塚市)
大磯宿(神奈川県大磯町)
小田原宿(神奈川県小田原市)
箱根宿(神奈川県箱根町)〔ほか〕
著者等紹介
善養寺ススム[ゼンヨウジススム]
1965年生まれ。江戸研究編集グループ・江戸人文研究会会長。ブックデザイナー、イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ポメ子
5
弥次さん 喜多さんのドタバタ旅。絵付きなので、わかりやすい。解説なども江戸の旅について詳しく書かれていて、勉強になった。2021/08/25
DERIA
2
イラストが素晴らしい。話は少し変えてあるそうだが関係なしに面白かった。弥次喜多がそんな関係だったとは知らなかった!江戸の旅は驚きの連続でした。2016/07/23
Ayumi Shimojoh
1
江戸ものを読みたくなって。この図説シリーズの新作を発見した。CG手書きの絵で、東海道中膝栗毛のリメイク版。正しくは何度もリメイクされた幕末版の、現代語訳。昔のままでは絵はどぎついし、字は読めないし、それを平たく直すと、絵草子ってこんな感じだったろうかと味わえるので、大変良い。他の古典もこう絵本のようになってくれたらいいのにな。2014/11/17
ヒラP@ehon.gohon
0
怪しげな珍道中ですが、テンポの良さと蘊蓄話で、いつのまにやら京に着いてしまいました。2014/12/19
Kuliyama
0
楽しく読みました。江戸時代の旅に興味がある方にお薦め致します。2014/07/15
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