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江戸創業金魚卸問屋の金魚のはなし

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  • サイズ A5判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784800301598
  • NDC分類 666.9
  • Cコード C0095

内容説明

「金魚は日本の伝統文化!」創業350年、東京・本郷の金魚卸問屋が教える金魚の歴史とひみつ。

目次

1章 金魚のひみつ
2章 なつかしの金魚
3章 今の金魚
金魚坂 金魚コレクション
4章 金魚を飼う
終章 金魚を守り続ける

著者等紹介

吉田智子[ヨシダトモコ]
創業350年を誇る老舗金魚・錦鯉の卸問屋『吉田晴亮商店』七代目女将(代表取締役)。2000年にオープンさせた和風カフェレストラン『金魚坂』がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むぎじる

19
創業350年、本郷にある老舗金魚問屋と、併設する「金魚坂」というカフェを営む女将さんのエッセイ。種類や歴史や鑑賞の仕方(上見・横見)や飼い方や、さまざまな角度から語られる金魚の話は、あまりに知らない世界のため感心しっぱなし。胃がないからあまりたくさん食べさせなくてもよく、繊細に見えて丈夫なんて、まさに目からうろこ。人間が作った芸術品の1つと語られるだけあって、写真がとても美しい。優雅に泳ぐ金魚を観ながら、ぜひお茶しに行きたい。2013/08/27

9
江戸時代創業、本郷の老舗金魚卸問屋の7代目が紹介する金魚の世界、歴史と文化。室町時代に中国との貿易で輸入されたという金魚「和金」。当時の厳しい航海に耐え日本海の荒波を越え、江戸時代に庶民に広まり種が増やされ、昭和の戦争や災害も乗り越えて、今も日本中で愛され続けてるなんてすごいなあと思います。金魚の種類や飼い方にもふれられ、初心者にもわかりやすく軽く楽しく読めました。綺麗な本の表紙は、実は問屋女主人の着物の帯。金魚柄の布地やいろいろな金魚の写真が美しくて本当に素敵です。金魚坂も今度ぜひ行ってみたいです。2014/07/21

paluko

7
たしか群ようこさんのエッセイに、金魚に野菜炒め(それも、熱々の)を与えようとする話があったと思うが、江戸時代の金魚のお役目は「殿様のお毒味役」だったとは! カフェ「金魚坂」は前から知っていて、何度か入ったこともあるけれど江戸時代からの金魚卸問屋で、あの樋口一葉も金魚を見に通っていたとか、そんな歴史については全く知りませんでした。また金魚を眺めに行ってみようかな。金魚を見る目が変わる一冊です。2022/06/05

エチゴヤ

7
小学校以来飼ってないんだけど、時々、なんとなく心惹かれる金魚。図書館で新入荷コーナーに置いてあったのでついふらふらとレンタル。写真も多用で、粋な感じですっごく良かったです。金魚と金魚文化への愛がびんびん伝わってきました。旅行へ出るのが好きだから飼わないけれど、とりあえず「金魚坂」のレストランにご飯食べに行って金魚を眺めたい!(((o(*゚▽゚*)o)))2014/09/06

鹿の散歩

6
金魚は、金魚鉢に入れて、上から鑑賞するものだったそうです。子どもの頃、たくさん金魚を飼ってました。昨年急に金魚が恋しくなった。近所の倉庫を改造したお店に金魚すくいに行ったところ、趣ゼロ。金魚すくいには、あの独特の雰囲気を求めてしまいます。今年は絶対金魚坂さんに行きます。2015/02/28

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