内容説明
いつも見るあの雲、ときどき出会う美しい雲、奇妙な雲―その名前と正体は?雲の基本10種と変種・副変種のバリエーションを徹底紹介。
目次
第1章 あの雲を知りたい(巻雲;巻積雲;巻層雲;高積雲;高層雲 ほか)
第2章 いろんな雲に会いに行く(水上の雲;山の雲;雨をもたらす雲;飛行機から見える雲;春の雲 ほか)
第3章 知っておきたい雲のヒミツ(雲は水なの?氷なの?それとも何!?;白だけでなく雲に色がある理由;「かなとこ雲」はなぜできる?)
著者等紹介
古川武彦[フルカワタケヒコ]
1940年滋賀県生まれ。気象庁研修所高等部(現・気象大学校)、および東京理科大学理学部物理学科卒業。理学博士。気象研究所主任研究官、気象庁予報課長、札幌管区気象台長、日本気象協会参与、日本気象学会理事などを歴任。現在、「気象コンパス」を主宰。日本海洋学会・地震学会・航海学会会員
岩槻秀明[イワツキヒデアキ]
1982年宮城県生まれ。人間総合科学大学人間科学部卒業。気象予報士。千葉県立関宿城博物館展示協力員。自然科学系ライターとして、自然や気象学を中心に執筆活動を行っているほか、「わぴちゃん」の愛称でテレビやラジオにも多数出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tera。
19
雲の基本10種と変種・副変種を80種類に分けて紹介している。雲の見分け方や発生の仕組みの解説もあって、それらを理解すると天気が判ったり観たい雲の発見にも役立つかも。 もちろん雲の写真集としても楽しめる作品。ちなみに 『?太陽と反対側の空 ?晴れたり急に雨が降ったりと変わりやすい天気 ?太陽高度が余り高くない』この3点を押さえておくと、虹に遭遇できる確率が上がるらしい。でも偶然に出会えるからこそ嬉しい気もするのだけど。2013/11/22
爽
14
いつも見ている空にも名前があって、天気も知ることができる。ただ見ていたものがそういう存在であったことに、改めて気づいた。地上からの高さで雲の名前が変わることと、果てしなく遠いはずなのに地上から高さの違いが感じられるのがおもしろい。自分では見分けることはできないけれど、さらに空のことを知りたくなった。2013/11/14
彩灯尋
7
わかりやすくて見やすくてこれは手元に置いておきたい。自分で判断できるようになったら面白いかも。出現頻度も載っていて、頻度が低い雲が見れたらテンション上がっちゃいそうだね。2021/10/05