豊臣家最後の姫―天秀尼の数奇な運命

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800300935
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

内容説明

大坂城落城により、七歳の姫が落ち延びていった。敗者の姫は千姫の養女となり、縁切寺として知られる尼寺・東慶寺の中興の祖、天秀尼となって「寺法」の復興に寄与する。終生、秀頼の子であることを誇りとし、義母となった千姫との心温まる交流を続ける。

目次

序章 豊臣秀頼の首
第1章 千姫の入輿―徳川家から豊臣家へ嫁ぐ姫
第2章 秀頼の隠し子―存在を秘された二人の子の誕生
第3章 家康暗殺計画―天下人の居城で相次いだ事件
第4章 家康と秀頼―京都二条城で逆転した主従関係
第5章 宣戦布告―浪人を召集して臨んだ大坂の陣
第6章 君主秀頼―滅びゆく豊臣家と親子の対面
第7章 脱出―大坂城外で捕らえられた兄妹
第8章 天秀尼誕生―十年後の出家と千姫との交流
第9章 会津加藤家改易事件―大藩と渡り合った天秀尼
終章 宿命を使命にかえて

著者等紹介

三池純正[ミイケヨシマサ]
1951年福岡県生まれ。歴史研究家。工学院大学工学部卒業。戦国期の歴史の現場を精力的に踏査し、現場からの視点で歴史の定説を見直す作業をすすめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アトム

2
豊臣秀頼の娘(天秀尼)の記録はあまり残っておらず、その記述が少ないのは残念だったが、大坂の陣に向かう歴史のおさらいとして楽しめた。2014/02/05

ブルー

0
ほとんど情報がない中、憶測で描かれてることを前提にとあったのが納得。生まれから亡くなるまでのことを描かれてます。が、養母の千姫のことのほうが生い立ちから関係性まで多く書かれてる気がしました。時代が時代なら豊臣家の姫で何不自由ない生活を送れるはずなのに、一生お寺で過ごしていたのかと思うと色々考えさせられます。2017/01/12

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