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真説・柳生一族―新陰流兵法と柳生三代の実像

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  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800300065
  • NDC分類 789.3
  • Cコード C0221

内容説明

後世の創作者たちが伝説化した「兵法者」「剣豪」一族の史実に迫る。大和国の小豪族は、如何に江戸幕府「御流儀」師範に昇り詰めたのか。

目次

序章 柳生一族の虚実
第1章 隠忍の一族―柳生石舟斎と戦国
第2章 将軍を支えた兵法者―徳川三代と柳生宗矩
第3章 伝説の剣豪を斬る―柳生十兵衛の真実
第4章 もう一つの柳生家―「尾張柳生」と新陰流
第5章 それからの柳生一族

著者等紹介

渡辺誠[ワタナベマコト]
1945年台湾・高雄生まれ。作家。九州大学法学部中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

C-biscuit

13
図書館で借りる。柳生一族といえば、隻眼の柳生十兵衛が有名であるが、その父で大名である柳生宗矩など徳川幕府の繁栄とともに栄えた一族である。新陰流の兵法が取り立てられ、宗矩を中心とした内容でもある。その父の石舟斎(宗厳)から順に系譜が書かれており、深く理解出来る人はよくまとめられている本だとも思う。自分は、尾張柳生の兵庫の助くらいしかわからなかったが、知った人物が出るとまた興味も湧く。一族が中心の内容なので、剣術等の話は少ない。意外と面白かったのは一族の墓から総入れ歯が出てきたらしく、世界一古いものらしい。2018/04/03

AR読書記録

4
真説って、知ってしまうとなるほどという思いとちょとつまらないという思いと、まあ両方あるのはしゃあないやね。やっぱり面白いのは後世作り上げられた柳生像なので、また歴史物の小説を読みたくなったぞ。五味康祐は面白かった。たいそう面白かったので、また読もう。2015/03/12

鐵太郎

3
柳生一族といえば、陰謀を企む特殊な剣の達人たちの集団、というのがとおり相場。コミックからTVドラマ、映画にもなった「子連れ狼」を始めとして、さまざまなメディアでその体制側で暗躍する悪の秘密結社という悪名は轟いています。これは、むろん歴史の真実ではないはず。だとすれば、柳生一族の真実とは何か。 ・・・ふうむ、こんな歴史もあり、か。面白い。 2013/07/12

こ86

2
柳生家全体を知るにはとてもいい入門書でした。 宗冬が歯学界では有名人なのはびっくりでした。2015/03/15

sikamo

0
新陰流についての話がもうちょっと欲しかったかも。2013/05/13

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