宝島SUGOI文庫
完全版 証言 UWF 1984‐1996

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  • サイズ 文庫判/ページ数 747p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800299086
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0195

出版社内容情報

あの「10・9」から24年目の再会!
髙田延彦と武藤敬司の初対談を特別収録

プロレスか、格闘技か――
前田、髙田、藤原、山崎、船木、鈴木……
28人が告白する葛藤、暗闘、醜聞の全真相!

全750ページ超、大ボリュームの完全版!

 猪木の不参加、佐山と前田の対立、新生UWFのブームと崩壊、3派分裂……19
84年の第一次UWFの設立から1996年のUWFインターナショナル崩壊まで、プロ
レスと格闘技の間で漂流し続けた男たちの葛藤、暗闘、醜聞の全真相!!
単行本「証言UWF」シリーズ3冊に登場した28人の証言に加え、伝説の「10・
9」を語る髙田延彦と武藤敬司の初対談を特別収録。大ボリュームのシリーズ完全
版!

■コンテンツ

「激突!! 新日本プロレスvsUWFインターナショナル全面戦争」から
24年後の“10・9”に初めて実現──
特別対談 髙田延彦×武藤敬司

第1章 第一次UWF「原点」の真実

前田日明
「メシが食えるのなら、間違いなく佐山さんの言う通りにやった」

髙田延彦
「Uインターの後期は、すべてを手放し、一人になりたかった」

更級四郎×杉山頴男×ターザン山本
3人の〝黒幕〟が語る「UWFと『週刊プロレス』」全内幕

藤原喜明
組長が語る「天才・佐山聡」の功罪と「メガネスーパー」

山崎一夫
「前田さんの“暴言”をフロント陣はこっそり録音していた」

新間 寿
「猪木、タイガー、ホーガン」招聘計画はどこで狂ったのか

上井文彦
「『海外UWF』と書かれた水色の給料袋を忘れたことがない」

中野巽耀
「前田さんは力任せ。スパーリングで一番だったのは髙田延彦」

宮戸優光
「前田さんと若手の分断を画策していた神社長が許せなかった」

安生洋二
「前田さんが宮戸さんを『新弟子』と呼び続けたことがすべて」

第2章 新生UWF「分裂」の真実

船木誠勝①
「『なんでやっちゃわないんだ?』と言われたが、できなかった」

鈴木みのる
「前田さんとの確執はあったが存続させるためにウソをついた」

田村潔司①
「選手全員が神社長から興行の売り上げデータを見せられている」

垣原賢人
「道場の練習をそのまま出してはいけないのか?」という葛藤

川﨑浩市
「前田さんには伝えず、神社長は自分の給料を上げ続けていた」

尾﨑允実①
「“解散宣言”直後に前田は涙声で『俺、どうしたらええんやろ』」

第3章 U系3団体「確執」の真実

船木誠勝②
リングス、Uインターとの差別化のためだった“真剣勝負”

田村潔司②
クビ覚悟だった髙田への「真剣勝負してください」発言

金原弘光①
“真剣勝負”を絶対に許さなかったUインター

山本喧一①
リングスに要求した移籍の条件は〝田村との真剣勝負〟

安生洋二×髙阪 剛
「誰も止めないから」起こった安生の前田殴打事件

山本宜久
髙田に言われた「お前の目つきは前田日明ソックリやな!」

石井和義
「リングスに怒ったのは佐竹だけが真剣勝負だったから」

尾﨑允実②
「団体間のもめ事の最中は、スタンガンを携帯していました」

第4章 UWF「消滅」の真実

船木誠勝③
「掌底ルールを捨てたことで、完全にUは終わりました」

金原弘光②
「髙田道場に誘われなかったのは、正直ショックだった」

山本喧一②
「Uインターで〝神様〟だった髙田さんは孤独だった」

鈴木 健
「田村の『真剣勝負してください』発言で髙田さんは人間不信に」

坂田 亘
“シュート”と“ワーク”を超えた恐るべき戦場だったリングス

ミノワマン
ヒクソン戦を狙い続けた男の〝プロレス愛〟

山田 学
「パンクラスを罵倒する前田日明が許せなかった」

高橋義生
「UFCで負けたらナイアガラの滝に飛び込むつもりだった」

UWF全史 完全年表

内容説明

猪木の不参加、佐山と前田の対立、新生UWFのブームと崩壊、3派分裂…1984年の第一次UWFの設立から1996年のUWFインターナショナル崩壊まで、プロレスと格闘技の間で漂流し続けた男たちの葛藤、暗闘、醜聞の全真相!好評を博した「証言UWF」シリーズ3冊に登場した28人の証言に加え、伝説の「10・9」を語る高田延彦と武藤敬司の初対談を特別収録。大ボリュームのシリーズ完全版!

目次

「激突!!新日本プロレスvsUWFインターナショナル全面戦争」から 24年後の“10・9”に初めて実現―特別対談 高田延彦×武藤敬司
第1章 第一次UWF「原点」の真実(前田日明―「メシが食えるのなら、間違いなく佐山さんの言う通りにやった」;高田延彦―「Uインターの後期は、すべてを手放し、一人になりたかった」 ほか)
第2章 新生UWF「分裂」の真実(船木誠勝1 「『なんでやっちゃわないんだ?』と言われたが、できなかった」;鈴木みのる―「前田さんとの確執はあったが存続させるためにウソをついた」 ほか)
第3章 U系3団体「確執」の真実(船木誠勝2 リングス、Uインターとの差別化のためだった“真剣勝負”;田村潔司2 クビ覚悟だった高田への「真剣勝負してください」発言 ほか)
第4章 UWF「消滅」の真実(船木誠勝3 「掌底ルールを捨てたことで、完全にUは終わりました」;金原弘光2 「高田道場に誘われなかったのは、正直ショックだった」 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

森オサム

49
証言集と言うのは纏まりが無いから面白い。これだけ皆言う事が食い違えば、真実は人により違っている、と考えるしか無いね。自分が熱中したのは、第一次UWFが新日に出戻った頃から、第二次UWF、そしてリングス。その後はプロレスへの興味は落ちて、PRIDE、K-1、UFCに向かい、現在は何も観ない。近年新日の集客力は凄い様だし、大晦日にはRIZINの生中継があるとの事。今はシュートとワークの違いを観客も理解しながら、自分の好きな物を楽しむ時代。それが分からなかった頃、プロレスファンだった頃をこうしてたまに懐かしむ。2019/12/29

たらお

17
証言UWFの3冊をまとめたもの。U系からリングス、Uインター、藤原組、パンクラスへと分かれていった訳だけど、証言者はU系団体のレスラー、経営に携わった人など多数。これだけの証言があれば真相は藪の中にはならずU系団体の内実がえぐり出される。皆が語れるだけの年月が経ったということだ。Uという団体は後に4つに分かれることから分かるようにトップに立ちたいという者が集まる魑魅魍魎の世界であり、そこに魅了されたのも確か。こういったプロレスの感情むき出しの人間関係やリング上では分からないいかがわしさがたまらなく好き。2019/11/09

ぷにすけ

15
UWFの12年間の歴史。プロレスに関わった人たちの証言集ですが、新しいものを造ろうとする姿は、既存のプロレスに飽き飽きした一部のファンの心を掴んものの、選手そして関係者(出版業界)の考え方は旧体制のまんまだった。裏切り、いじめ、妬み、そそのかしと、まあ出るわ出るわ…。ちょっと読んでて悲しかった。あの時、一致団結して ヒクソンを倒してればUWFの存在が認められたのでしょうね。2020/01/09

緋莢

14
約750ページ、値段は1200円+税。これまで刊行された『証言UWF』シリーズ3冊をまとめた本に、武藤敬司と高田延彦の対談が新たに収録されているので、納得の厚さ&値段です。ただ、『証言UWF 最終章 3派分裂後の真実』の 冨宅飛駈、鈴木健&大下雄一、ボブ・バックランド、ターザン山本&谷川貞治、『証言UWF 完全崩壊の真実』の佐野巧真&松井大二郎、北沢幹之、エンセン井上、塩崎啓二、大仁田厚は収録されていないので、完全版というのには疑問があります(続く 2019/12/15

マッちゃま

13
1984〜1996、子供の頃以来、離れていたプロレスから少しずつ戻り始め、またハマっていた頃、この時期に生まれ壊れていったUWFに関わった29人の証言が書かれた本。やはりレスラーの言葉が面白い(ただし全てが正解でも正論でも無いと思う)言葉を生業とする関係者ですら面白く感じない(こちらが正解で正論とも思えない)破壊こそ最大の生産行為…ならば、Uを創りUを壊していく事で新しいUが生まれてきたのではないか?多くの犠牲と金が投入され、今がある。彼らはUの敗者であり今も勝者でもある。今だからこそ読める内容でした。2020/01/17

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