ノートを書くだけで脳がみるみる蘇る

長谷川 嘉哉【著】

宝島社（2019/10発売）

• サイズ 46判／ページ数 171p／高さ 19cm
• 商品コード 9784800298072
• NDC分類 498.39
• Cコード C0077

出版社内容情報

ぱっと人の名前が思い出せずに困ったことはありますか?「あれ、なんだっけ?」と考え込んでしまうことが増えてくるのは40代からだといわれています。脳活はお年寄りのものではありません。若いうちからはじめれば、ビジネスにもよい結果が期待できます。1日1分ノートに向き合い、その日の出来事や予定を書くだけで若々しい脳を維持できます。人生100年時代、早めの対策でいつまでも若々しい脳で人生を楽しみましょう。

内容説明

Ａ４用紙１枚のアウトプットトレーニング。おすすめしたい５年連用日記の使い方。「思い出せなかったノート」で“あれあれ”激減。頭の中を整理する「どこでも持ち歩きノート」。書く習慣を定着させる４つのコツ、ほか。手で文字を書き続ければいくつになっても脳が活性化。毎月１０００人の認知症患者さんを診てきた専門医の結論！

目次

１　手で文字を書くことがなぜ脳にいいのか？（「あれ、なんだっけ？」が増えていませんか？；脳のパフォーマンスは何歳からでも向上可能　ほか）
２　脳活ノートを書く基本ルール（手を使って書く習慣を取りもどそう；記憶するには「いかに思い出すか」が大切　ほか）
３　記憶力を活性化させる３つの脳活ノート術（「日記」を書いてみよう；「思い出せなかったノート」で「あれ、なんだったっけ？」を解消する　ほか）
４　「書く習慣」が脳を蘇らせる！（人生の困難は、書くことで整理する；行動を４つに書き分けると頭がスッキリする　ほか）

著者等紹介

長谷川嘉哉［ハセガワヨシヤ］
１９６６年、名古屋市生まれ。名古屋市立大学医学部卒業。医学博士、日本神経学会専門医、日本内科学会専門医、日本老年病学会専門医。祖父が認知症であった経験から２０００年に、認知症専門外来および在宅医療のためのクリニックを岐阜県土岐市に開業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kei302]

最近ショックだったこと。漢字が出てこない。ジッセキ、シンコウカ。ショックでした。で、すがるような気持ちで読んだのです。 「人の脳は忘れるようにできている」ふむふむ。 次の日には前の日に覚えたことの８割方のことをすれている。日々実感。 「何だったかなノート」のすすめ。 分かる分かる。私のメモリは２M。グレン・グールド、グルダ、あと一人出てこない。指揮者でピアニストで・・・。メモしたのに、そのメモが見当たらないのです（×_×） 天声人語の書き写し、始めようかしらん。

2021/04/18

[せっちゃん]

2019年発行図書館本。とても良かった、為になった。面白かった。新聞の書き写しにチャレンジしたくなった。

2023/08/22

[コーデ２１]

最近、字を書くのは買い物メモ位のせいか漢字を思い出せないこと増加中（涙）認知症専門医である著者の「文字を書けば、いくつになっても脳が活性化される」という説に魅了され（笑）さっそく「思い出せなかったノート」を実践中です。悪筆なので字を書くのは超苦手だけど「下手でもいい、丁寧に書く」の言葉にも勇気づけられました^^　昔やったことのある5年日記、またトライしてみようかな～🎵

2021/08/05

[ケニオミ]

やっと近所の図書館から予約本を借りられるようになりましたが、これはまだ連れ合いの借りてきた本です。ボケが目立ってきたと思われたせいか、読むように言われました。やはりパソコンのキーボードを叩いているだけじゃ漢字なんか書けなくなってしまいますよね。文字を書くのは大切だと思います。ただ書いたり、写したりするのは退屈なので、ラブレターを書くなんてどうでしょう。ドキドキしながら、言葉を選んで、何度も推敲しながら、時を忘れて書くことができます。書く相手が必要だけど、若返り効果絶大かも（笑）。

2020/06/13

[ぽんぽこ]

やっぱり日記って認知機能にも良いんですね！と、こまめに日記を書いている私にとって有益な情報が得られてよかったです。「〇年日記」みたいな日記を著者は使っているようですが、それは私にはあまり向いてなさそう……。「思い立ったらすぐ行動」、この言葉を日記にしっかり書かせていただきました。普段から日記のネタ探しをしながら過ごしていきたいものです。

2023/04/15