出版社内容情報
2019年7月に世界遺産に登録される「百舌鳥・古市古墳群」(大阪)をメインにした、全国の巨大古墳ガイドです。古代史の大きな謎になっている古墳ですが、古墳には、大陸との交流や、豪族たちの対立、そして天皇制の発祥まで、多くの謎が秘められています。その古墳の歩き方から見方まで、単なるガイドではなく、歴史も秘密もわかる一冊です。
内容説明
日本には20万とも25万ともいわれる古墳がある。その中でも、ぜひ訪ねてみたい巨大古墳を紹介。百舌鳥・古市古墳群から、卑弥呼の墓といわれる箸墓古墳まで。さらに、古墳を楽しむための基礎知識も解説。この一冊で、あなたも古代史通になれる!
目次
巻頭特集 百舌鳥・古市古墳群(百舌鳥古墳群(大阪府)
古市古墳群(大阪府))
第1章 古墳を知る(古墳とは何か?;古墳の種類;古墳の構造;歴史を知ろう;地図を手に入れる ほか)
第2章 全国巨大古墳ガイド(纏向古墳群(奈良県)
今城塚古墳(大阪府)
藤ノ木古墳(奈良県)
高松塚古墳・キトラ古墳(奈良県)
埼玉古墳群(埼玉県) ほか)
第3章 古墳の歴史(古墳の栄枯盛衰;縄文・弥生時代;前期古墳時代;王墓・首長墓の登場;中期古墳時代 ほか)
著者等紹介
大塚初重[オオツカハツシゲ]
1926年、東京都生まれ。日本考古学界の第一人者。明治大学名誉教授。明治大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。登呂遺跡(静岡)、綿貫観音山古墳(群馬)など多数の遺跡の発掘調査に携わり、長らく母校の教授を務めた。日本学術会議会員、日本考古学協会会長、山梨県立考古博物館館長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月をみるもの
やま
しんさん
後藤良平
竜玄葉潤