宝島社新書
プロ野球史上最高の選手は誰だ?―レジェンドOBが選ぶ「実力ナンバーワン」決定戦

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800296160
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

出版社内容情報

張本勲、野村克也、山田久志、福本豊、山本昌、谷繁元信など111人のプロ野球OBたちが、投手・野手のベスト5を独断と偏見で選出。その得票数でプロ野球史上最高の投手と野手と決める「実力ナンバーワン」総選挙。投手は金田正一、江夏豊から野茂英雄、田中奨大まで、野手は中西太、長嶋茂雄、王貞治、落合博満、清原和博らがエントリー。プロ野球史84年の歴史において、ナンバーワンの栄冠を手にするのは誰か? OBたちが語る秘話満載、ファン必携の一冊。

内容説明

80年超の日本プロ野球史のなかで、「最高の選手」は誰なのか―。プロ野球ファンにとって“永遠の謎”に決着をつけるべく、100人を超えるOBたちにアンケートを敢行、投手・野手で「ベスト5」を選出してもらった。1位=5点、2位=4点、3位=3点、4位=2点、5位=1点とし結果を集計、最多得点を獲得した選手が「史上最高」の栄冠に輝く。20人のレジェンドOBにはインタビューも行い、圧倒された選手の「凄さ」を語ってもらった。“プロ中のプロ”が本気で選んだ日本球史ナンバーワン選手がついに決定!

目次

第1章 重鎮たちの記憶(野村克也「あれだけのカーブを投げられる人はカネさん以外に見当たらない」;張本勲「最速は金田さん。あんな速い球、後にも先にも見たことないね」 ほか)
第2章 私が選ぶ「史上最高の選手」パート1(愛甲猛/青島健太;赤星憲広/新垣渚 ほか)
第3章 昭和と平成の目撃者(谷繁元信「4番としての雰囲気、オーラを最も感じた打者は清原さん」;北別府学「江川さんが目を剥いて投げるまっすぐは誰も打てなかった」 ほか)
第4章 私が選ぶ「史上最高の選手」パート2(須藤豊/関本賢太郎;関本四十四/副島孔太 ほか)
第5章 レジェンドOBが選ぶ「史上最高の選手」結果発表(投手部門;野手部門)

著者等紹介

張本勲[ハリモトイサオ]
1940年、広島県生まれ。シーズン打率3割を16度、首位打者タイトルを7度獲得。通算安打3085本の日本記録を持つ。現在は球界の「ご意見番」として活躍

江本孟紀[エモトタケノリ]
1947年、高知県生まれ。70年のドラフト外で東映に入団。野村克也の南海へ移籍し、開花。阪神でも活躍した。野球評論家として著書も多数

岡田彰布[オカダアキノブ]
1957年、大阪府生まれ。85年、甲子園での巨人戦で、バース、掛布とともに伝説の「バックスクリーン3連発」を放つ。この年は、打率3割4分2厘、35本塁打、101打点という自己最高の成績を残し、タイガース初の日本一に貢献した

福本豊[フクモトユタカ]
1947年、大阪府生まれ。盗塁だけでなく、現役通算2543安打、通算208本塁打を記録した名打者。通算115の三塁打は、その俊足を物語る記録。足を生かした広い守備でも阪急黄金時代を支えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

katoyann

15
プロ野球のOBに対してインタビュー及びアンケートを実施し、史上最高の選手を挙げてもらうというコンセプトの本。野村克也から始まり、北別府学や岡田彰布など錚々たるメンバーがインタビューに答えている。投手では金田正一、野手では王貞治が1位に選ばれた。個人的に記憶にある選手ではイチローが2位、落合博満が4位、松井秀喜が5位。投手は野茂英雄が2位、江川卓が4位。記録を打ち立てた選手が上位に来る。私は落合博満だな。中日ドラゴンズ時代以降しか記憶にないけど、神主打法は子どもがよく真似しました。2023/11/30

マッちゃま

15
プロ野球選手が選ぶ最高の投手、野手各5名が紹介されている本。前にテレビで「ファンが選ぶプロ野球総選挙」的な番組も見たが、やっぱりそこに大谷翔平が選ばれていた事に強い不満を感じたオールドファン(偉そうなだけで只のニワカかも)としては、細かい順位はともかく、溜飲は下がる内容でした。現役時代に対戦した中で選ぶ…と書いておきながらシレッとレジェンド級の方も混じえてたり、a選手を選ぶとb選手に角が立つからココはc選手にしました等、思わずツッコミたくなる選定もありますが、プロが選ぶ「プロ中のプロ」が紹介されています♪2020/05/24

しばこ

10
OBによる結果にはやはりと納得の結果。自分は今の解説人の方がよく知ってる世代なこともあって面白く読めた。2019/07/07

anken99

4
元プロ野球選手たちが選ぶ、「史上最高の選手」。投手と野手、それぞれの1~5位をたくさんのOBたちが選出していくわけだが、自分が接していない時代の伝説もあったりで、なかなかに選出に難儀している様子が見て取れる。それでも投手部門の断然トップは400勝の金字塔を立てた金田正一が圧倒的なナンバーワン。これは納得できる。あとは村山、江夏の名をあげる人が多数で、ほかに目についたのはダルか。津田の名前も多かった。野手ではやはりONが圧倒的。ノムさん、落合、イチロー、松井秀が、それを追うといった感じ。面白かった。2021/03/07

復活!! あくびちゃん!

4
プロ野球を引退したOBが、歴代最高の選手を投手、野手をそれぞれ5名ずつ選出して集計した本。頭を休めるためにダラダラ読んでいたのだが、金田正一のコメントが秀逸で目が覚めた。もちろんあの性格なので「ワシの右に出るヤツはおらん」と言っているのだが、長嶋茂雄との対決だけは「長嶋は動物的な感覚でボールを捉えようとするから、理論で戦うと負けるので駆け引きなしで全力勝負だった」とあった。他の実際に対戦したOBと明らかにコメントが違う!! ここに400勝投手の神髄を見たのだった! もちろん投手の投票1位は金田さんでした。2019/06/30

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