内容説明
元新日本プロレス営業部長が初めて明かす「激動の80年代」。発掘された「日記」が語る真実。
目次
第1章 70年代の新日本群像
第2章 黄金時代の光と影
第3章 同時多発クーデター
第4章 鎮圧された「乱」
第5章 ジャパンプロレスの野望
第6章 夢の跡
著者等紹介
大塚直樹[オオツカナオキ]
1949年3月22日、東京都江戸川区出身。駒澤大学法学部卒業後、1972年に新日本プロレス入社。初代リングアナウンサー、営業部長をつとめる。1983年、新日本プロレスで起きた「クーデター事件」を契機に退社し、新日本プロレス興行を設立、後に長州力らとともに「ジャパンプロレス」を旗揚げする。現在、株式会社タジマ代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ウィック&ぺディ
26
★★★★☆2019/07/30
0607xxx
12
1983年に起こった新日本プロレスのクーデター事件の首謀者が語る裏側。一致団結のはすが、それぞれの思惑が交錯し、最終的には崩壊という歴史を振り返る内容は、常に吉本興業のお家騒動が頭をよぎり行く末が気になった…。2019/07/28
ナリボー
5
6/10 三十年も前の話を今さら、後出しジャンケンもいいところで内容も眉に唾を何リットルもつけて見るものだと思うが、ジャパンプロの成り立ちから崩壊までの流れを勉強するにはよかった。2020/11/06
BATTARIA
2
単純にこの本の記述が全て事実だとしたら、著者らのクーデターが失敗した最大の理由は、アントニオ猪木を新日本プロレス社長から引きずり下ろすことについて、テレビ朝日の経営トップの了解を取り付けていなかったから、という話になる。新日プロに役員を送り込んでいたテレ朝は、猪木の乱脈経営を糾さねばならぬ立場なのに、愚かにも程がある。しかし「新日プロは猪木さんの個人商店だから、営業如きがとやかく言うべきではなかった」というのは、あまりにお粗末。著者はクーデターではなく退職すべきだったんだろうな。2020/09/16
アスワンハイダム
2
プロレスラーというのは、おしなべて「体の大きな子供」なんだろうと。そう思えば、レスラーたちの振る舞いにもある程度は理解できる。仮にクーデターが大成功していたとしても、見ている側からは「だから何なんだ。猪木を見せろ」となっていたのかもしれない。2019/10/10
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