出版社内容情報
10月のアメリカ・ペンス副大統領の演説を契機に米中の間で新冷戦ともいえる貿易戦争がはじまっています。終わりの見えない報復関税、ファーウェイ問題、中国の知的財産権侵害に目を光らせるファイブアイズ、北朝鮮や南シナ海問題……米中の懸案は留まるところを知りません。その中で地政学的に重要な日本は今後どう動くべきかを、中国をよく知る有識者の石平氏と、アメリカをよく知るケント氏の視点を通じて、今後の国際社会と日本が行うべき外交戦略について綴ります。2人の対談も同時収録。
内容説明
アメリカはついに「本気」を出した―2018年10月のペンス副大統領の演説を契機に米中の間で新冷戦ともいえる戦いがはじまった。面子を重視するも「虎の尾」を踏んでしまった習政権はどう動き、トランプはどう攻めるのか。そして両国間で地政学的に重要な日本は今後どう動くべきかを、アメリカと中国を最もよく知る2人が斬る!
目次
第1章 ペンス演説の衝撃
第2章 「中国の夢」と習近平覇権主義戦略の正体
第3章 安倍晋三の微笑
第4章 中国封じ込めの行く先
第5章 トランプにつぶされていく習近平の狼狽と末路
第6章 日本は“自立”する
著者等紹介
ギルバート,ケント[ギルバート,ケント] [Gilbert,Kent Sidney]
1952年、アメリカ・アイダホ州生まれ。ブリガム・ヤング大学大学院で経営学および法学を専攻。大学在学中に初来日。その後、80年に法律コンサルタントとして再来日し、83年からは『世界まるごとHOWマッチ』のレギュラーなどタレントとしても活躍。米カリフォルニア州弁護士、経営学修士(MBA)、法務博士(ジュリスドクター)
石平[セキヘイ]
1962年、中国四川省成都市に生まれる。北京大学哲学部を卒業後、四川大学哲学部講師を経て、88年に来日。95年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。2007年に日本に帰化。中国や日中関係の問題について、精力的に講演・執筆活動を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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