出版社内容情報
本誌は、『古事記』『日本書紀』『風土記』に書かれた神話や伝説が、
実際の古代人の生活、死生観、史実をどこまで反映したものなのか。
新たに発掘された遺跡や最新研究をもとに探ります。
■監修/瀧音能之(たきおと・よしゆき)
1953年北海道生まれ。早稲田大学文学部卒業。現在、駒澤大学教授。
研究テーマは、日本古代史。特に『風土記』を基本資料とした地域史の
調査を進めている。主な著書に『風土記と古代の神々』(平凡社)、『出
雲古代史論攷』(岩田書院)、『古事記と日本書紀でたどる日本神話の
謎』『図説 古代史の舞台裏』『古代日本の実像をひもとく出雲の謎大
全』(以上、青春出版社)、『図説 古代出雲と風土記世界』(河出書房
新社)、『古代出雲を知る事典』(東京堂出版)、『出雲大社の謎』(朝日
新聞出版)など。監修書に『いまこそ知りたい縄文時代』(宝島社)などがある。