出版社内容情報
伝説のアイドル・山口百恵をはじめ、南沙織、キャンディーズ、松田聖子ら数百人の芸能スターをプロデュースした酒井政利氏。記憶に残るメロディと国民に愛された歌謡曲はどのようにして生まれたのか、昭和芸能史の空白を埋める秘話と新事実。時代の心を映し出す「鏡」となった歌い手たちの実像と生きざまが、「黄金の時代」の記憶を再び喚起させる。
内容説明
1970年代から80年代にかけ、日本の芸能界に現出した爛熟の「黄金時代」。記憶に残る昭和の国民的アイドルたちを、多数世に送り出した名プロデューサーが、スターたちの知られざる実像と「時代」の本質を語る。戦後最大のアイドル「山口百恵」引退の真実、郷ひろみの愛と結婚、そして日本人女性の生き方に大きな影響を与えた松田聖子―大衆の心象風景を映す「鏡」であり続けた彼らの肉声と秘話は、戦後芸能史における第一級の史料に他ならない。
目次
1章 山口百恵の伝説
2章 プロデューサーの誕生
3章 70年代の肖像―南沙織・天地真理・キャンディーズ
4章 郷ひろみと松田聖子
5章 スキャンダルの濁流
6章 人生を変えた旅
7章 宮沢りえの栄光と蹉跌
8章 「時代」を追いかけて
著者等紹介
酒井政利[サカイマサトシ]
1935年和歌山県生まれ。立教大学卒業後、松竹、日本コロムビアを経てCBS・ソニーに入社。プロデューサーとして多くのスターを輩出する。『愛と死をみつめて』(1964年)『魅せられて』(1979年)で日本レコード大賞を受賞。現在、酒井プロデュースオフィス代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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