宝島社文庫
秩父あやかし案内人―困った時の白狼頼み

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  • サイズ 文庫判/ページ数 367p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800289452
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

夢を諦め故郷の秩父に帰ってきた晴人。落ち込む姿を見かねた姉の勧めで、晴人は秩父が舞台の映画ロケを手伝うことになる。――が、肝心の脚本家が行方不明に! 彼を捜し、秩父の町を駆ける途中、晴人は不思議な白狼・ハクと出会う。「小豆飯を寄越せ」、「依り代なしでは動けない」とワガママを言うハクに、オオカミの着ぐるみに入ってもらい探索を続けるなか、次々と起きる不思議な事件。どうやら、あやかし達が“悩みを抱えた人々”に何かをしているようで!?見習い案内人と、奔放な着ぐるみコンビ、力をあわせて秩父を平和に導きます!優しさと温もり溢れる、あやかし物語ここに開幕!!

内容説明

夢を諦め故郷の秩父に帰ってきた晴人は、ひょんなことから秩父が舞台の映画ロケを手伝うことに。―が、肝心の脚本家が行方不明になってしまう!彼を捜し秩父の神社を巡る中、晴人は不思議な白狼・ハクと出会う。「小豆飯を寄越せ」「依り代なしでは動けない」とワガママを言うハクに狼の着ぐるみを着せ探索を続けるうち、次々と起きる不思議な事件。どうやら、あやかし達が“悩みを抱えた人々”に何か悪さをしているようで…?見習い案内人、秩父を平和に導きます!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

165
著者の秩父愛を凄く感じますね。あやかし達と秩父の舞台がマッチしてるように思う。怖い思いはしたくないけど、あやかし達には会ってみたい。もちろんハクとも会ってみたい。ハクと会ったら疲れそうだけどね。行ったこともないのに秩父の四季折々の風景と、秩父の人の良さそうなのが目に浮かぶ。目に浮かんだことと、同じ風景なのか、一もいい人ばかりなのか、照らし合わせに秩父に行ってみたいですね。それから小豆飯を食べたくなるね。小豆飯をおむすびにしたら、何個でもいけそうな気がする。2020/01/31

BLANCA

56
「困った時の白狼頼み」タイトルに惹かれて🐺🤭 舞台は埼玉県秩父。印刷業を営む祖父の入院をきっかけに、東京でグラフィックデザイナーを目指していた孫の晴人は故郷の秩父に帰ってきた。秩父が舞台の映画ロケを手伝う事になり、そこで事件が…。事件をきっかけに祖母に、家の裏庭にあるお社をお参りすると良いと教えられ「一家の守り神」白狼・主様🐺と出会う! 秩父神社の「子育ての虎」「お元気三猿」「北辰の梟」「つなぎの龍」が物語を進める。主様は三峯神社に関係する。どちらも行ってみたい場所。呼ばれるのを待ってます😌2025/09/22

ポチ

56
馴染みの神社、通り、夜祭り、武甲山、札所…。懐かしく思い出しながら読みました。2019/10/14

ぽぽ♪

36
香月さん、初読みです。雰囲気的に、神様の御用人に似てるかな。グラフィックデザイナーの夢を断念し、祖父の印刷会社を手伝う晴人。ひょんな事から出会った白狼のハクと一緒に不思議な事件を解決していく…晴人祖母とハクの小豆飯のやり取りが可愛いです!晴人の人柄も温かくて好感が持てます。シリーズ化して欲しいです。2019/01/29

まんがジジィ

24
『ちちぶ昔ばなし』 むか~し、むかしちちぶに白狼がおったそうじゃ。頭も良く力も強かったそうじゃが困ったことに少しやんちゃでのう。あることからやんちゃが過ぎて偉い(?)お坊さんに捕まったそうじゃ。″神社″から″知知夫″の地を守ることになったそうじゃ。「何百年が過ぎいまは不思議な女性の少し頼りない孫と秩父の怪奇(笑)な事件を解決するお話しじゃのう」🎶ボウヤ~よいこじゃ読みなさい🎶(*^^*)2018/12/31

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