宝島社文庫<br> 異世界駅舎の喫茶店―小さな魔女と記憶のタルト

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宝島社文庫
異世界駅舎の喫茶店―小さな魔女と記憶のタルト

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  • サイズ 文庫判/ページ数 333p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800288356
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

不思議な世界の終着駅で喫茶店『ツバメ』を営む青年。個性豊かな料理が評判を呼び、今日も駅舎は満員御礼。どうやら『ツバメ』を訪れる人には、料理にかかわる大切な思い出がある様子。新人駅員とおばあちゃんのカボチャ。身寄りのない少女と思い出せない母親の料理。今日も『ツバメ』には、おいしい思い出がやってくる。

内容説明

蒸気機関車が走り動物の特徴を持った人々が暮らす不思議な世界へ迷い込んでしまった青年。戻る方法が見つかるまで終着駅で喫茶店「ツバメ」を営むことにしたのだが、その料理は、「縁が生まれる不思議な絶品」と評判を呼び…。貿易問題に悩む若き外交官。母の思い出を辿る少女。「ツバメ」には、今日もたくさんの人が汽車に乗ってやってくる。

著者等紹介

Swind[SWIND]
『異世界駅舎の喫茶店―小さな魔女と記憶のタルト』で第4回ネット小説大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そる

249
前作に引き続き、悪い人はいないし、ほのぼのでおいしい、落ち着くお話です。もう少し話の展開があるといいですけどね。刺激は少ないですが雰囲気はいいので好きです。この世界で生きていくと決めたようですけど、妻の存在があいまいになったまま、は少しさみしいですね。隣にいても全てを共有できない感じ⋯キュッとなりますね。「「手早く仕事を進めることはもちろん大切です。ただ、『手早く進める』ことと『手を抜く』ことを混同してはいけません。今やっている仕事は誰のためなのか、常に振り返りながら仕事を進めるよう心掛けてください」」2022/11/06

まるぼろ

18
異世界のハーパータウン駅で駅長代理兼喫茶店「ツバメ」のマスターを営むタクミとパートナーのニャーチの食で絆を繋ぐ物語第二弾。今巻も様々なエピソードと料理の数々でとても楽しく読めました。特に今巻はタクミとニャーチの所にルナも加わり優しさがより増した様な感じがしました。それと今巻は読んでいてやはりパスタ料理が食べたくなったかな、と…w 季節柄としても作中で寒い中の温かい料理が多かった様な感じがしたのでいいなぁと思う気持ちも強かったです…w Web版の方はまだ先が多く掲載されていたので次巻が出るのが楽しみです。2019/02/01

本夜見

9
あれ?2巻目?設定がわからない訳ですな。お話しはホッコリまったり系で素敵でしたが……ちょっとルビの言語がスペイン語?みたいなのが馴染まなかった。2018/12/23

桜花

6
喫茶店を通じて広がっていく優しい縁にほっこりしました。 パスタ料理食べたくなる〜。 小さい家族もいい子で好きになりました。2018/12/14

美鈴

6
ツバメのメニューのバリエーション、ロランドの成長やなど素敵な変化が見えて楽しい。そして、ある物で工夫して美味しいものを作る過程も楽しいですね。ハロウィン、クリスマスの描写も素敵です。 ただ一つ勿体無いなぁと思うのは、カバー見返しなどに前巻の記載がないこと。帯に「続編」と書いてあるけど、帯を外して売るようになったらこれが2巻目だと分からないこともあるかも…せっかく素敵な物語なので、人物や時代設定を理解してより楽しんで欲しいなぁ。2018/09/25

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