出版社内容情報
不思議な世界の終着駅で喫茶店『ツバメ』を営む青年。個性豊かな料理が評判を呼び、今日も駅舎は満員御礼。どうやら『ツバメ』を訪れる人には、料理にかかわる大切な思い出がある様子。新人駅員とおばあちゃんのカボチャ。身寄りのない少女と思い出せない母親の料理。今日も『ツバメ』には、おいしい思い出がやってくる。
内容説明
蒸気機関車が走り動物の特徴を持った人々が暮らす不思議な世界へ迷い込んでしまった青年。戻る方法が見つかるまで終着駅で喫茶店「ツバメ」を営むことにしたのだが、その料理は、「縁が生まれる不思議な絶品」と評判を呼び…。貿易問題に悩む若き外交官。母の思い出を辿る少女。「ツバメ」には、今日もたくさんの人が汽車に乗ってやってくる。
著者等紹介
Swind[SWIND]
『異世界駅舎の喫茶店―小さな魔女と記憶のタルト』で第4回ネット小説大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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